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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
30/61

ロバートさんの代役は…

何時もの商い中にロバートさんがスライム石鹸の生産に向けた現状を教えてくれた…


『早速ですが今週から大工と木工工房などが工場の建設と内装造りに入ります!…2・3週間後には実際に廃油等を回収してポトさんが捕獲してるスライム達を入れて試運転を始め!その進み工合を見て足りなければ…冒険者ギルドが新たに捕獲する手はずです!…』とロバートさんが話した…


『随分と早いのですねぇ?』と俺が驚くと…


『いや〜……実を云うと…ポトさんに頂いたミートチョッパーをザイルの街で売り込む際にオマケで揚げ料理のレシピを教えてた為に…ザイルでも廃油の問題が遅かれ早かれ起こると予想されるので!…アフターケアとしての回収は願ったりだったのですよ!…』と頬を掻きながらロバートさんは話した…


確かにアルの話しではガルさん達鍛冶工房はザイルからの注文で大忙しだって言ってたっけ?流石はロバートさんだ!仕事が早くて確実だ…俺も見習わないとな!と思うのであった…


『それでですが!ポトさん…次回の商いの日に私は村長やギルド長達を連れて工場の視察と今後の話しを詰めないとイケない為…心許ないですが?代わりで息子のエドと補佐でドミニクを付けて来させる予定なのです!…何分初の行商ですので!ポトさんにご迷惑おかけしますが行商の先輩として…宜しくお願いします!』とロバートさんが話す…


ザイル以来の再会を嬉しく思うポトだった…


『いや〜ポト君会いたかったよ!』と笑うエドさん…

『ポトさん!またお会い出来て良かったです』と頭を下げるドミニクさん…


『ドミニクさん!頭を上げてください!』と戸惑うポト!


『初めての行商だけどさぁ〜何か良いよねぇ!自由って感じとのんびりした雰囲気がさぁ〜』とエドさんが笑い…


『ねぇーっポト君!どう?ボクの格好…中々に堂に入ってる感じしない?…』と一回転して浮かれている… 


『エド様!余り浮かれてると…帰ってから会長と引退された!ロベルト様にまた叱られますよっ!…』とドミニクさんが窘めた…


『あいも変わらずニックは真面目だねぇ〜!ちゃんと仕事はするからさぁ!大丈夫ですよ!』と剥れるエドさん…


俺が笑いながら2人を見てると…


『でもポト君は凄いよねぇ!見習い始めて間が無いのに…見習い終えた普通の店員でも!この僅かな期間にコレだけの結果と利益を上げる者など…優秀でもそうは居ないよ』と呆れ顔で横に首を振って笑う…


ドミニクさんも『確かに!』と続いた…


『たまたま運が良かったのとロバートさんのサポートのおかげです!…』と俺が答えると…


『相変わらず謙虚だねっ!ポト君は……ボクなら「どうだ!凄いだろ?」って自慢しまくるけどねぇ…』と戯ける…


『ミートチョッパーと廃油の石鹸も凄いですがポトさんから教えて頂いた礼服も富裕層の方達の間で密かに新たな渋い装いとして広まり続けておりますよ!…』とドミニクさんが教えてくれた…


『あと!ミートチョッパーでポト君が教えた歯車が鍛冶師の間で今人気になってて…色々なモノを何処もが競い合って工夫してるらしいよ』とエドさんも話した… 


「ザイルではそんな事になってるのか?」と俺が驚くと…


『流行を作るだけでも大変なのに…其れによって起る問題も先回りして新たな利益に変えて完璧なサイクルを生み出したんだよ?天才ってこんな何だ!ってポト君から教えられたよォ!』とエドさんが云う…


『好き勝手してるだけで…俺なんか大した人間じゃないですよっ!』と俺が云うと…


『はぁ〜〜っ!やっぱりポト君はボクの弟として我が家に迎えるべきだったんだよ!…確かに黒竜や赤竜は怖いけどさぁ〜!…ポト君がボクと一緒に支えてくれたら!ウチの商会は益々繁栄出来る事間違いないもん!…』とエドさんが悔しがった…


俺が主痒く思っているとドミニクさんが…


『ポトさん!普通はポトさんがこの間に行なった事を商会長として自分の代を通して行うだけで「彼処の会長…次代は大した跡取りだっ!」と周りから持て囃される事なのですよ?』とドミニクさんが説明してくれた…


俺がどうしてイイか?困ってると…


『ただ…今の自由な環境がポトさんにとってやり安い現状なら無理に囲い込むよりお互いに支え合う今の関係が一番望ましいのかも?知れないですねっ!…』とドミニクさんが助け船を出してくれた…


昼もいい時間となり!何時もなら手弁当でムダをしないロバートさんとは違って…エドさんは師匠と同じくコルネ村の昼ごはんを楽しみにしてたらしく!トリノさんの宿屋に3人でランチに向かった…


今日のランチはカツレツだったがエドさんは…


『う〜〜ん!コレはウチでもまだ食べた事ない料理たけど美味しいねぇ〜!ボクはコレ気に入ったよ…料理長には早くポト君とレシピ交換して貰わないと!だねぇ…』と笑顔で平らげた…


午後からも何事も無く商いを行い帰り際にエドさんが…


『また!偶に父上に言ってポト君に会いに来るよ!…ボク達の大切な弟だからねぇっ!…』と笑顔で話して俺達は別れるのであった…





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