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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
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新たな世界の番人?

今日の休みも!まずは俺の中の世界で町の確認からだ…


『あっ!神様…おはようございます!』と獣人娘が笑顔で手を振る…

『何も問題や困り事は無いかい?』と俺が問う…

『はい!ココは良いですねぇ!魔獣の不安も無いですし!ゴブリンさんやドワーフさん達や人間さん達まで…誰も威張ったり暴力振るったりしないですし!食べ物も豊かで…夢の様です』とキラキラ瞳で答えた…


 仲良き事は良きかな…と思いながら…『じゃ〜頑張んなよォ!』と話して後にした…


「何かさぁ〜……ゴブリン以降!「神様」呼びが定着してたなぁ〜!……神じゃないんだが…」むぅ〜っと考えながら壁際の俺の家に入った…


中で扉の前に立つ!行くのは竜の谷だ…

『おぉ~い!古竜居るかぁ〜!…… 』俺が問う…


『何んじゃ!おぬし今日も来たのか?…』と古竜は面倒臭そうな顔で云う…


『そう邪外にすんなよォ!昨日言ってたろぉ〜エリクサーでなら治るって!…だから材料を持って来たからさぁ!…今から作るぞォ!…』と俺は笑顔で答えた…


『おぬし!本当に作れるのかぁ?…』と古竜は驚く…

俺は…『問題ないから血を一滴くれ!』と魔法鍋を突き出した…


 古竜は自分の牙で指に穴を空けて血を一滴魔法鍋に入れた…デカい分!鍋に並々となった血を…「こんなにはイラんのだが…」と思い師匠から渡されてたガラス瓶にせっせと移した…


材料は竜の血と世界樹の葉に巨人の涙と不死鳥の羽根だったが…世界樹は以前!賢者の石で普通の葉っぱから作ってたので、朝来る前に俺のアクビで出た涙を瓶で掬い賢者の石で巨人の涙に替えた…今俺の手には町のニワトリ小屋で拾ってきた羽根が有る…コレに賢者の石を押し当てると…「ビバ!インチキ素材!」あ〜ら不思議!伝説の幻素材の揃い踏みだ!…


『じゃ〜作るなぁ〜……!』と俺は古竜に言って魔力を込めながら鍋に素材を入れていく…暫く魔力を流し続けて掻き回してると!鍋の中で強い光りが輝き…治まったソコにエリクサーが出来上がってた!


出来たモノを瓶に移し10本のエリクサーが有る…俺はその内の1本を古竜へ差し出し…

『試しに飲んでみてくれ!』と渡した…


『本当に大丈夫なのかぁ?』と疑いつつも古竜には一滴程のエリクサーを飲んだ…

古竜の身体が青白く輝き…治まると……


『何んと!………… “鑑定”…… 治っとる!……』

と古竜は目を見開きながら呟いた…


『おぬし!やはり神か?』と問う古竜に…

『まぁ〜っ!何んちゃって神?だけどな!』と俺は戯けて答えた…


それからは…古竜と「コレからどぉーする?」的話しをしてると古竜が…

『死に逝く身が治った事では在るが…既に永き時を生きておる!残りはわずかじゃ!…生きても後100か200年殆どじゃろ!…』と古竜は話し…

『此処で余生を過ごすもよかろうてぇ!…』と頷いた…


俺はそんな古竜に思い付いてた提案をした…

『もし?さぁ〜コッチの世界でやるべき事が特に無いならさぁ〜…俺の世界で“守り神”として移り住んでくれないかなぁ〜?…アチラの利点としては時間の経過が極めて遅いからコッチで寿命が100年ならアチラでは1000年以上だろうし…人種達と接したくなけりゃ!結界を張って会わない様にも出来るし!ココに来れる扉を作ってやるけど……どうかな?』と俺は古竜に話した…


『別に何処だろと構わんさぁ!おぬしに救われた身じゃ!好きにするがよい!…ただ弱き身を自覚も出来ず!チマチマと挑んでくる弱き人族とは煩わしいので極力関わりたくはないので結界が在ると有難い!…』と古竜は答えた…


『交渉成立だなぁ!…あとオマケで創造の魔法で渇れる事の無い酒の湧く泉も作ってやるよ』と笑顔で言うと…


『そいつは楽しみじゃ!』と笑った後…

『で?役割として何をどの様に守り関わったらよいのじゃ?』と古竜が問う…


『ソレ何んだが!今俺の世界の中にゴブリンや獣人にドワーフやエルフに人間とが仲良く暮らしてるんだが…此れからも生きていくのに困ってるヤツとかが居たら多分助けるからさぁ~!今は大丈夫だが全て俺の見立てが正しいとは限らないだろ?将来的に俺の知らない間に悪い事をはたらくヤツとか出て荒れたり!被害者が出るのもイヤだからさぁ~…お前に魔法を使って俺の代わりに監視してて欲しいんだわ…ダメかな?…手出しは死に関わりそうな時以外は基本的に関わらなくていいからさぁ~!…』と俺は頼んだ…


『見てるだけで良いのかぁ?』と古竜が問う…

俺は…『死にそうな時以外はソレで良い』と再度念を押して頷いた…


俺はアイテムBOXを古竜も入れる特大に開くとブラインドの魔法で古竜の姿を消して中に入った…最初に創った森の先、温泉の湧き出る山の奥にフライで飛んで行く…


『ここら辺でイイか?…』俺はそう話して創造の魔法で結界を張り、岩場に酒の湧き出る泉を…その隣には古竜さんもゆっくり入れる超特大の露天風呂の温泉を創り出し古竜の魔法を解いた…竜の谷への扉は古竜が『必要ない!』と云うので作らなかった…


『まぁ~お前の新しい棲みかだ!好きに使ってくれ!…』と俺は話し後を古竜にまかせて家に戻った…


アイテムBOX内の我が家に帰ってきた俺は竜の谷の神殿が気になってたので扉を潜り竜の谷へ向かった…


「でっかいなぁ!…」広さは人間の神殿と変わりなく感じたが、高さが凄く高い!…「まぁ〜竜が来るなら高さは必要だよなぁ!」と思いながら中に入った…魔法の明かりで照らされた中には、コン盛り山となったキンキラの財宝の山が2つそびえてた…


宝石に金貨…装飾された王冠や錫杖に短剣や長剣…見た事ない金貨も有る中に今の俺の世界で流通してる白金貨や金貨に小金貨が有る…

「やったぁ〜!最近出費が多くて懐が寂しくなってたから助かるぅ〜!」古竜が「誰の所有物でもないから貰っても構わぬぅ!」って言ってたし!有り難く使わせて戴く!俺は白金貨・金貨・小金貨を各10枚ずつ戴いて金袋に入れアイテムBOXへ仕舞うと神殿の外に出た…


「中の財宝も凄かったが!ココに転がってる竜の亡骸のウロコや牙や爪…竜の魔石だけでも国が買える程の財宝だわなぁ!」と思いながら歩き…最初に来た時の洞穴の出口を再度土魔法で塞ぎ!竜の時より強力な阻害の術をかけて俺は竜の谷を後にするのであった…


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