表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
21/61

初めての薬作り

その日の商いを無事に済ましポトは3日ぶりに孤児院へ帰って来た…


『ただいま!』『あっ!ポト兄ィーだ!』

『マリア姉ちゃんポト兄ちゃんだよ…』

『マリア先生ポト兄ちゃん帰って来たよぉ!』

『ポト兄たんおかりぃ〜!』とチビ達や弟・妹達が出迎えてくれた…


『ポトお帰りなさい!無事で安心したわぁ!』

とマリア姉ちゃんが笑い…

『帰ったか!何よりじゃ!』と爺ちゃん先生も短く呟いた…


皆にせがまれて、ザイルの街での話しをした…トーラス商会での事やロバートさんの屋敷での事…市場や街並みの事などを皆の質問に答えながら話した…


『やっぱ街は凄いんだなぁ〜俺も見習い頑張ってアボット兄ちゃん達と街で棟梁を目指すんだぁ〜』とマーク兄ちゃんが話した…

『俺も頑張って自分の工房持ちたいなぁ〜…』

とアルも続いた…

それからは俺も…私も…で皆の将来の夢話しが夕食後まで続いて盛り上がった…因みにマリー姉ェーは一流のお針子さんを!ジル兄ィーは警備隊の隊長を!マーヤは治療師を!ノーラは料理人を!目指すと話してた…皆んな頑張れ!…

俺は3日ぶりの押しくら饅頭の中が落ち着く自分に不思議に思いながら眠りに就いた…


今日は師匠との薬師の勉強の日だ!…


『来たかい!…時間どおりだねぇ!感心感心…無事に帰ってて安心したよぉ…』

とグルミナ師匠が話す…


『先ずは…ポーションからだね…』

と話して大きな魔力鍋をタタキながら言う…

俺は師匠が渡す薬草を刻みながら鍋に魔力を流して初級のポーションを作っていった…

途中で作業を続けながらコルネ村で採れる薬草とソレが使える薬の種類を区分けしながら説明を受けた…


『雪割草は寒さに強い属性だからすり潰して布に塗って貼ると神経痛などの湿布になるし生姜などと煎じて身体を温め血の流れを良くする飲み薬にも出来るのさぁ!…』

とグルミナ師匠の教えは解りやすくとても勉強になる…俺は説明を聞き様々なケースの質問と答えを聞きながら初級ポーションを作り上げた…


『鑑定!……品質も良く!この量でも魔力は安定してるから大したモンだよ!…良くやったヨっポト!…誉めてやるよォ!』と師匠は笑った…


『ポトには単純でつまらないかも?知れない作業だけど今のお前さんに必要なのは量を作って魔力を増やす事と正しい知識を学ぶ事だから!退屈でも我慢して頑張んなぁ!』

と師匠は話した…


それからも冒険者や鉱山の作業員が様々な症状を話し師匠は其々の症状に合せた薬を処方していく…判断に手際の良さに本当に優秀な薬師で在ると実感した…


『おや?もうそんな時間かい?』師匠は周りを見ながら昼飯の時間と理解しポトに話しかける


『飯にするよっポト!きょうは宿屋にしようか?…最近は珍しい美味いモノが食べれるからねぇ〜!コルネ村に来る楽しみの1つなんだよっ…お前さんには珍しく無いだろうがねぇ!』

と師匠が笑った


中に入ると繁盛してる!「何よりだ」と思ってるとトリノさんが現れて…

『いらっしゃいグルミナ様とポト!おかげで見てのとおりだよ!嬉しい忙しさだよ!お2人共に今日のランチでいいかな?』と話しながら席に案内された…因みに今日のランチは鶏肉のマヨネーズ焼きだそうだ!…


出てきたマヨネーズ焼きは葉野菜のサラダの上に鶏肉がのり横に揚げ芋が付け合せで少量付いたモノにカップスープとパンが付いてた…葉野菜にはオーロラソースを使っている様だ…

『うん!美味いねぇ〜!…コレもポトが考えたんだろ?アンタ本当に優秀だねぇ!ロバート達が惚れ込んで離さないのも分かるってもんさねぇ!…』

と師匠は歳の割にモリモリと食べながら話した…


昼からは魔力を増強するポーションの作り方を実地込みで習い過ごしていると、前を通りかかったガルさんが話しかけてきた…


『ようポト!お前今日は薬の勉強か?…スゲーな…お前…あっ!そうじゃねぇ〜や!この前お前が教えてくれた歯車の改良版イイ感じでよ!お前に渡した最初のヤツも無料で歯車付きに改良するから時間が在る時に持って来てくれ!頼んだぜぇーっ!』と笑顔で話して行った…


横で話しを聞いてた師匠は…

『お前さんは全く…色んな事に首を突っ込んでる様だねぇ〜?アンタの頭ん中はどう成ってるのやら…一度開けて見てみたいよぉ!』

と呆れ顔だった…


昨日の師匠との薬作りは学ぶ事の多い充実した1日だった…

今日は休日!俺は採取に行くと言ってアイテムBOXの中に来てる…

まずは温泉で身体を身綺麗にしてザイルで作った礼服に着替えた…

今から元の世界に行こうと思い俺は扉に手をかけ東京の街へ足を踏み入れた…。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ