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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
17/61

ミートチョッパーとザイルの街

休み明け…俺は屋台に向う前にアルと一緒に鍛冶工房へ寄っていた!試作のミートチョッパーを受け取る為だ…俺が挨拶をしてアルと2人入っていくと、ガルさんが…

『おう!来たか…悪りィーなぁ〜!コレが頼まれてたヤツだ!聞いた通に造ったが動作を試して貰い!不都合が有ったら言ってくれ…代金は試した後問題無けりゃ!そん時で構わねぇ…』

との事だ…俺はアイテムBOXに試作器を入れ、また来る事をガルさんに伝え、屋台へ向かった…


屋台に着くと店の準備をし合間でロバートさんの店の買い取り商品の鑑定をこっそり行う…

 何時もの商いの始まりである!


注文の客が途絶えた頃を見計らい、俺は狩った肉などを扱う屋台で猪肉と牛に近い魔獣の肉を買って来た…アイテムBOXからミートチョッパーを出して買って来た肉を挽き肉にしていく…


上の口から肉を入れてハンドルを回す!中のドリル型の溝を通して先端へ送り出させる!先端の手前に風車状の刃が肉を刻みながら先端へ押し出され先端は丸い穴が沢山空いたフタでソコからミンチ状の肉が出てきた!成功だ!…


隣で作業を見てたロバートさんが話しかける!

『ソレは細かく刻んだ肉を作る器具ですか?』

『はい!上から塊肉を入れてハンドルを回すのです!』俺が答える…

『コレは肉屋や宿屋に食事処など大量の肉を扱う処には便利な機具ですなぁ〜!』と言う…

俺は新たなレシピと合せトリノさん達にも勧めるつもりだとロバートさんに答えた…

また材料が揃ったらロバートさんにもハンバーグを作り試食して貰う様にお願いし了承して貰う…


次の日…トリノさんの宿屋へ向かう前にガルさんに支払いをしないとイケないので、今日もアルと向かう!

 ガルさんに動作に問題無い事を伝え歯車の図を書いてコレを軸とハンドルに付けると、より力を使わずに動かせる提案をした!

歯車の仕組みにガルさんは興味深くし『早速作って試してみるぜぇ!』と言う…支払いを行う時に「また後で2つ注文が有ると思うので宜しく」と話し宿屋に向かった…


トリノさんの宿屋では新しい料理を作る事をトリノさんへ話しミートチョッパーを出して使い方を説明する!

『コレはまたボルバん処と一緒に頼まないといけないねぇ!』と言ったので「今ガルさんがより力の要らないモノに改良をしてるからソチラを頼んだ方が良い」と話した…


俺は材料を用意する!作った挽肉に玉葱と卵にパン粉とヤギの乳、塩と胡椒でハンバーグを作る…まずは玉葱をみじん切りにし、挽肉と一緒に器に入れる…そこに卵にパン粉と乳を加えて塩胡椒をした後こねていく…粘りが出てきたら小判型に形成した…次に火にかけた鉄板に油を引き形成した肉を焼く!肉がよく焼けたら取り出し、肉汁が残った鉄板にケチャップと少量の蜂蜜とバターを加え塩で味を調えたらソースの完成だ!コレを皿に移してたハンバーグにかけてトリノさん達へ出した…


まずは俺が味見する…「うん!ハンバーグだ…ウースターソースが無いのでヤギの乳で出来たバターと蜂蜜を加えてみたが良い様だ…」

『イイ様です!』俺が云うとトリノさん達が食べた!

『柔らかくて食べやすいねぇ!』『ソースも美味いわ!』と高評価だった…


ただ俺の中では味付けには限界があるので醤油やウースターソースが欲しくて堪らない…

「アレを実行に移すか…」そう思うポトであった…


次の日、ポトはロバートさんにお願いをしていた…

『服が欲しいのですか?』

『はい!出来れば良い生地の物でこんな形の…』

『ポトさんが物を欲しがるとは珍しいですね?』

『本当に商人になるなら!礼服の1つ位はもしもの時の為に有った方が良いかと?…』

『判りました!ポトさんの言うのも最もですし変ったデザインですが用意しましょう!』

とロバートさんが答え今日の商い後、一緒にザイルの街へ行き!服飾の採寸をして仕立てる様に決めた…


商い後、ボルバさんに明日は来れない話しを伝え!馬車で孤児院に言ってマリア姉ちゃんと爺ちゃん先生にロバートさんとザイルの街に行って明後日帰る事を伝えて俺達はザイルへ向かった…


初めてのザイルの街は大きかった!アチラの世界殆どではないが、コルネ村とは大違いで人も多い!建物も四階建てのモノが密集している…俺は田舎者丸出しでキョロキョロしてた…


『珍しいですかな?』ロバートさんの問に

『はい!人も多いですねぇ!』と答えた…

『ハッハッハ!住んでるとコルネ村の伸び伸びした!ゆっくりな環境が羨ましく思いますが…』

とロバートさんが笑った…


大通りに面した中心の一際立派な四階建ての店の前で俺達の馬車が停まった…

『お帰りなさいませ!旦那様…』爺ちゃん先生より少し若い男性が礼をして出迎えてくれた…

『今日は客人が一緒だから準備を頼む!』

ロバートさんの言葉に年配の男性は…

『畏まりました!奥様にもお伝えいたします』

と一礼して店の奥に入っていった…

従業員らしき数名が馬車へ替わりに乗り、俺達も店の中に入っていく…


店の中では20名程の人が両脇に並び…

『お帰りなさいませ!旦那様!』

と出迎えてくれた!ロバートさんと店の三階へ上がり大きな立派な扉の部屋へ入った!ロバートさんが…

『服飾担当のドミニクとセリーヌを呼んでくれ!』

とお付きの人に言うと暫くして2人の男女が部屋へ来た…


『お呼びでしょうか?旦那様…』男性が問う

『紹介しよう!コチラはコルネ村で私が知り合ったポト少年だ!商人見習いとして私が直接指導しているがウチの見習いでは無いので失礼の無い様に!…』

とロバートさんが言った…

俺は…『コルネ村の孤児院の者でポトと申します…ロバート様には常日頃より色々と商いの教えを受けております!本日は礼服を仕立てたい旨をご相談してお伺いいたしました!どおぞ宜しくお願いします!』と挨拶をした…


2人とも驚いた顔をしてる…

『ハッハッハ!2人共驚いている様だが話し方等は私が教えた訳でなく彼が元々出来た事だよ凄いだろ?』としたり顔で頷く…

『それに彼はアイテムBOXも持ってる!商人としては有難い能力だよ!…』とロバートさんは続けた…


それから2人に紹介の挨拶を受け紙に作りたいスーツの図とネクタイの図とカッターシャツの図を書いて渡し、案内された二階で生地と色を決め採寸をして貰う…

作業の途中ドミニクさんが話した…


『しかし…ポト君はポーラによく似てるよ!髪と目の色はトミーと同じだし…懐かしいよ!』

と優しい微笑みで呟いた…

『父さんと母さんの事を知ってるんですか?』

と俺が聞くと…

『あぁ〜!トミーは此処に勤めてたし!ポーラもこの街に居たから…よく休みの日にはみんなで集まって騒いだモノだよ!君の話しもよく聞いてたんだ…』と懐かしそうに呟いた…

『……何んと言うか…… 2人と産まれて間もない妹さんの事は残念だった!………寂しい時や辛い時も有るだろうけど…3人の分も強く生きて欲しいと思ってるし!私で力になれる事があったら遠慮無く言ってほしい…』とドミニクさんが話した…

俺は『有難う!勇気付けられます!』と笑顔で答え!ドミニクさんも笑って頷いた…


採寸後『服は急がして明日中には仕立てるよ!』

と話すドミニクさんに!

『我が儘言ってすいません…』と謝りながらロバートさんの部屋へと戻るポト達であった…。




登場人物紹介

ジョルジュ・グルミナ司教 61歳 修道院院長

修道院の院長の傍らザイルの街で薬師もする異色の司祭、若い頃は冒険者ギルドに出入りし冒険者相手に治癒をしていた…ザナディルとはその時代からの知り合いでザナディルが教会に入った後は先輩として教育係を勤めた

基礎Lv.39 HP.1000 MP.1900

属性魔法:風属性Lv.9 土属性Lv.9

白魔法(光)Lv.23 黒魔法(闇)Lv.13

     聖魔法Lv.23

特殊魔法:スキル鑑定Lv.20

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