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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
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屋台のメニュー

 女神様と会った次の日、ポトは考えを巡らせていた!

明日ロバートさんの所に行った時に

屋台で出す料理を何にするかを伝え必要な物を運んで来て貰うためにだ…



「う〜ん!屋台で作れるモノだろ!…日本でいうと焼き鳥、焼きそば、お好み焼きにイカ焼き何かが定番だが タレが此方の世界だと無理だよなぁ〜! 焼き鳥なら塩でいけそうだが売るにはイマイチ弱いよなぁ〜!」


「油は普通に有ったよなぁ〜値段的にはどうだろう?あっでもココの貧乏孤児院でも普通に使ってたよなぁ〜よし!後でカルナおばちゃんに聞いてみよう! それと塩は岩塩だけどどれくらいの値段かコレもおばちゃんに確認しょう」


 ポトの考えはこうだ…… 此方の世界では揚げ物の料理は聞いた事がない!油が高価なら無理だが、手頃だったら原価の安いカルフェジャガイモと同じ安い甘芋(唐芋)でポテトフライと大学芋模時と鶏肉で唐揚げを出したらどうかと考えていた…「先ずはカルナおばちゃんに聞いてこよう…」


『カルナおばちゃんいる〜っ!』


『おっ!未来の大商人様じゃないかい?ガハっハっハっ!どおしたんだい?』

誂いながらカルナおばちゃんが応えた…


『油って高価なの?』


『モノによるさ!ここいらで使ってるダルの実から搾る油はそう高くないが、花とかから搾る油や獣類から採る油はダルの実の油よりかは高いだろうね!』


『ダルの実の油見ていい?』

俺はダルの実の油を見せて貰い確認する…


「色は少し薄〜く濁ってるけど、匂いはクセもなさそうだから合格かなぁー!」

ポトは納得と頷きながら聞く…


『カルナおばちゃんは油の中で煮る様な感じの料理って知ってる?』


『いいや〜っ!そんなのは聞いた事もないねぇーっ』


『よし!』と拳を握る…


『試しに少しだけ作ってみるかい?』

笑いながら言うカルナおばちゃんの問に縦に頷いて応えた…


まずはカルフェ芋を水洗いして土を取り、芽の部分をくり抜く…次に芋を櫛形に切って水気を布で拭き取ったら下ごしらえは終了!初めての屋台だからSimple is Bestでいく事にしたのだ…


次に鉄の鍋に油をヒタヒタになる程度入れて火にかける…油が温まり気泡が出てきたのを目安にカルフェ芋を入れた…


カラカラと揚がる音に聞き慣れないカルナおばちゃんは少し驚いてたが、後は真剣な目でコチラを見ていた…


頃合いを見て道具が無いので、採取の時に使うトングで掴み、木のザルの上に布を敷いたモノの中に揚げた芋を入れてった…


揚げたての芋に岩塩をかけてまぶす!

いざっ実食…口に入れると、ホクホクの芋に良い塩梅の塩加減…試作は成功だ!


俺の食べる顔を見てたカルナおばちゃんも

『アタシにも1つ食べさせな!』っと言って口にして…ニヤっと笑って『上出来じゃないかい』と笑った!


カルナおばちゃん曰く岩塩もあれくらいの量なら大した金額じゃないと太鼓判をくれた!

そして『作り方はシンプルで手間は要らないから!今日の夕食に“ポト発案の新料理”って言って出すとしようか!』と笑った…


まぁ〜俺が考えた訳じゃない、あちらの世界じゃ定番の料理とも呼べない付け合せ何んだけどねぇ!



『おいし〜いっ!』『何だよコレ!うめぇ〜』

『コレをポトが考えたのねぇ!凄いわよ!ポト…』とみんな大はしゃぎ

爺ちゃん先生も『油で煮るとは考えよったのぉ〜』と褒めてくれて

『酒飲み達にゃー受けるじゃろ!』と笑った…


みんなの高評価を貰い!後は明日ロバートさんと必要な器材や材料の話しをして、価格を決めて実際に屋台で売ってお客の反応を確かめるだけだ…

第一弾の料理で次に繋げようとポトは思った!



次の日…

約束どおりにポトは市へ向かいロバートさんと再開した…

『こんにちはロバートさん!』ポトが声をかける!

『よく来ましたねポトさん!お気持ちは決りましたか?』ロバートさんが問いかける!

『はい!お話し通りに商人を学びたいと思います』とポトは真っ直ぐに答えた!


それからポトとロバートは屋台で出す料理の話をする…


『ほぉ〜!油で煮る料理ですか?』

『はい!手始めに、原価の安いカルフェ芋を使った料理でお客の反応を見たいと…』

『ふむ!しかし驚きですねぇ!料理の発想もそうですが、コストや需要と供給をその若さで考えられるとは… 本当にポトさんには商人としての優秀な才能がお有りの様で、お誘いして間違い無かった様ですね!』

そう言ってロバートさんは笑顔で頷いた…



結果…屋台で煮炊きするため用の炉と鉄鍋に掬う鉄網のお玉やザルなどの道具に岩塩はロバートさんが、燃料の薪とカルフェ芋はポトが準備し、次の試作用に使う小麦粉はロバートさんが持って来る事で話しは決まった!

 料理は実際に食べて見無いと分からないので、今日は早目に屋台を終い孤児院で実食して貰う事で纏まった…あっ!持ちのロンで合間に「鑑定」もこっそりやったよ!ロバートさん抜け目ないからねぇ!…




俺達は今孤児院の調理場で、カルナおばちゃんに揚げ芋を作って貰い、それを食堂で待っていた!


『コレが“揚げ芋”ですか?…確かに見た事の無い料理ですねぇ〜っ!…では!食べてみますね!』

ロバートさんは揚げ芋を口にして目を瞑り味わう様に食べた…… ゆっくりと目を開け笑顔で言う


『良くぞ思い付きましたねぇ!シンプルだが次が欲しくなるおいしさ…もし横に酒が有ったら止まらないでしょうなぁ〜!』と笑った


『ポトさんはコチラをいくらで出すおつもりで?』

『はい!銅貨5枚は如何でしょう?』

『安過ぎませんか?此処でしか食べられない珍しい品ですし、コレなら小銀貨1枚でも売れると思いますが?… 』


『確かに儲けを出すには数を売らないといけませんが“お手頃間”で数を出せれば、次の上の商品にも財布の紐は緩むかと…』


『“呼び水”ですね!その若さで良くソコまで考えましたねぇ!やはりポトさん!貴方はとても優秀な商人ですね!此れからがますます楽しみです!』と笑顔で何度も頷くロバートさんだった…



ロバートさんはその後、せっかく来たのだから院長の爺ちゃん先生に挨拶をして帰ると言って食堂で別れた…


ポトは話しの中で出てきた“ゼルの卵”と呼ばれてる果物について考えていた…

 ロバートさん曰くゼルという木に成る実らしいが、卵型で茶色の表面に産毛が有り薄い皮を剥がした中身は瑞々しい黄緑色で甘酸っぱい果物らしい…ポトはアチラの世界のキウイではないか?と考え次回小麦と一緒に少量持って来て貰える様に頼んだ…

 その時にゼルの卵以外の村じゃ余り見ずお手頃価格の野菜や果物も少量ずつ持って来るそうなので楽しみだ!


次回に心弾ませるポトであった…… 。








登場人物紹介

ジョルジュ・マリア19歳 修道院所属のシスター

ダンマルク男爵家の3女として生まれた元貴族の令嬢で、正式名はダンマルク・アズ・マリアンヌと云う

14歳の時に政略結婚を嫌い家を出る。

その後親身になった女司祭の進めで修道院へ入った

孤児院では子供達に読み書きと計算を教える教師役と掃除の引率や水浴の手伝いや寝かし付けなども行っている子供達の姉てき存在…

基礎Lv.26 HP.600 MP.800

属性魔法:土属性Lv.6 風属性Lv.6

白魔法(光)Lv.8

聖属性Lv.7 

特殊魔法:なし

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