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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
転生と転異 其々の始まり
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序章: 始まり〜死んで産まれて輪廻転生〜

初投稿作品です。

拙い文章ですが頑張って投稿しますので、よろしくお願いします。


      その日は暑かった…

 季節は春の5月だが、その日は初夏を思わせる暑さの中を三笘賢治2等陸曹は基地の廊下を歩いていた。

部下や同僚にも恵まれ順風満帆な日々を幸福を感じて過ごしてたあの日その時に胸の痛みと共に目の前が暗転し意識を失った。




 「あれ?死んだのか?」目覚めた先に見えるのは真っ白な光の世界、ふっと目線を上げると如何にもな白い衣を着た男性と女性の姿があった



 ギリシャ神話に出て来そうな2人の姿にココが違う世界だと直ぐに気づいたので“死後の世界”か?と思ったのだ。

「何だ彼んだで短い人生だったが、良き仲間に恵まれ幸せな32年間だったなぁ〜!心残りは結婚して家族を作り子供の顔が見たかったかなぁ〜…… ってカノジョすらいなかったからそれ以前なんだけどな! あっちで母ちゃんに会えるかな?」


三笘が感慨に慕ってる中で、神?2人の視線に無意識に合わせて向けた、男神?と女神?の2人は自分の左側を見ながら口を開いた。



『そなた達は異世界よりの召喚の願いによる祈りで選ばれし者である!』男神が発した。

『突然の事で驚かせてごめんなさいね!』横に立つ女神が微笑みながら呟く。

 男神と女神の視線の先に目を向けると、十代と思しき男女3人がソコにいた。

一人はがっしりとした体格の活発そうな男子、その横にはおっとりした小柄な女子が、またその横には背が高いが痩せた大人しそうなハーフと思しき少年の姿があった。



 3人共に困惑した様子であったが活発そうな男子が最初に口を開いた…


『うわっ!マジで… コレってアニメとかでよくある異世界転生ってヤツ?』

次に話したのは小柄の女子で…


『うそ〜っ!帰れないヤツ……週末ミーコ達と約束してたのに……。お母さんに何て言おう……!』

ハーフの少年は俯向きかげんで口を開く。


『バスの中で突然眩しい光がして瞑った目開けたら異世界ですよって…… わけわかんないよ!』涙目で少年は呟いた。


 3人の言葉を受け男神が喋りかける。

『そなた達も思うところは有るだろうが、元の世界に帰れぬ事も無かろう? 召喚の願いを達成し、その時に帰りたいと願えば帰れる道も開けようぞ!』

『神々は何時も貴方達を見守ってますから時が来れば…ねっ!』女神が微笑む…



 混乱と希望が綯交ぜな表情をしている3人に男神が言葉を続ける…

『そなた達の前に有る台の上に上がるのだ!』

丸い3つの台の上には魔法陣と思しきモノが光っていた。


3人が其々の台の上に上がるのを見て女神が言葉を発する。


『貴方達に勇者としての神の力を与えます。きっと無事に会える日を待ってますからね!』

女神の言葉の後、男神が右手を横に振る、目の前に強い光が包み込み視界が開けた先には若者たちの姿はなかった…。




 『行ったか!… 』『その様ね!… 』


短い言葉の後、振り返った男神と目があった…

男神は鋭い眼光で此方を見ながら呟く。


『何やらつまらぬモノが紛れておるわい!』

『昇天した魂かしら?』

『下界に放てば魔物にでもなるじゃろう!』

男神は俺(魂?)を摑むと光の端へ行き、そのまま捨てる様に落とした…。






 真っ暗な暗闇から目覚めると肌寒い薄明かりの中古びた木の天井が目に入った…

『良かった〜っ ポト もうダメかと思ったわ〜』

声の方に目を向けると、シスター?の様な姿のうら若き美人さんが、涙を流しながら微笑んでいた。

『何処ですか?ココは…… 』

『やだ!ポトったら寝ぼけてるのね!うふふっココはコルネ村の孤児院、貴方の家よ!』

「孤児院…… 家…… コルネ村って…… 。」

ふっとかざした手が目に入る…… 小さくて柔らかな子供の手がうつっていた。


『目覚めたか?』

声のする方へ目を向けると黒い神父様の様ないで立ちの白髪・白髭の老人が立って此方を覗き込んでいた。


『ココが何処かって!寝ぼけてるのか?高熱の後で意識が混乱してるのかしら?…』

『無理もなかろう!病に俯して3ヶ月…此の5日5晩昏睡の中で、死の淵をさ迷ったのじゃ!生きて目覚めた事事態が奇跡じゃからのぉ〜! 神に感謝せねば!』 


「えっ!此方でも俺死にかけてた? ……… いや!たぶん死んだんだろうな! この身体の持ち主であるポト少年は… 其処へ落とされた俺の魂が入っちゃったって事かぁ〜っ!………合掌。」




幼き命の旅立ちに心の中で手を合わせる三笘であった。




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