表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

エッセイまとめ

なぜ今のアニメはお色気要素が満載なのか?

作者: あるとん

ここですらアダルトゲー関係のバナー広告を見かけるという、カオスな国ですね!

 別に専門家でも何でもない思いつきの考察ですが、ふと思いついたのでこういう理由もあるかもしれない、程度の的外れかもしれない内容なのですが……

 先に結論を言うと、日本の成熟した漫画文化とネットや携帯の普及&進化で、アニメがエロい!という感じですか。

 ということで、解説を始めていきたと思います!



 アニメって昔はエロいシーンというか、性的なシーンって余りなかったと思うんですよ。

 いやまあ、デビルマンだとか、まいっちんぐマチコ先生だとか、結構昔だからこそといった漫画やアニメ作品はあるにはあったと思います。

 その頃は乳房まるだしっ!みたいな表現って割とありましたし、はだしのゲンとか。

 上記の作品は結構古くて緩い時代なので、それはそれで置いておくとしても、ふた昔前はまだそれ程ではなかったような気がします。



 では何が原因……あるいは、原因の一つであるかというと、ネットの普及が上げられるんじゃないかと考えてるんですね。

 まだネットや携帯電話がまだそれほど普及しておらず、回線や携帯電話の性能も良くなかった時代は良かったんですよ。

 例えば18禁な書籍を買おうと思えば、お店に直接出向いて買うのが一般的でした。

 18禁雑誌の販売機などもあったらしいですし、買おうと思えば未成年だって恥を忍べば書店で買えないこともなかったわけですが、やはり勇気がいる行為ですし。(もちろん未成年に売ったり買ったりしてはいけません!!)



 しかし、今やネット全盛期。

 スマホなど携帯も高性能になり、回線速度も高速になって今やパソコンも携帯も持ってて当たり前。

 薄い本やエロ画像なんていくらでも見放題だし、購入だってネットで誰にも知られないまま手にすることだって容易なわけです。

 年齢確認だとか、未成年は買ってはいけません!なんて決まりを守れる未成年はいかほどでしょうか?

 今の時代において、それはちょいとガバガバ過ぎやしないかい?と。

 仮に六本木などで、「セキュリティなんて使いません!鍵もかけません!でも入っちゃダメよ!?」とか言われて、入らない盗人がいるでしょうか?

 顔見知りしかいない田舎ならばそれでやっていける環境でしょうけど、都会の金目のものがどっさりな地域でそんなことしてたら草一本残らないと思うのは、自分だけでしょうか?

 それくらい、今の未成年はアダルトコンテンツに対してフリーなんですね。

 かといって、マイナンバーかなんかで管理されるのも嫌だし、ただでさえ行政から締め付けくらいそうなアダルトコンテンツを国に関わらせたくないのは企業も消費者も同じ考えだとは思うので、難しそうですが。

 余談ですが、よくよく考えたら日本の警察は優秀なので、海外ならともかく、草一本残らないは言いすぎでしたね。

 きっと盗人も空城の計に違いない!と警戒するでしょう。しないか。



 まあそれはともかく、そのお陰か、今はエロが当たり前って感じの時代になっちゃってるんだと思うんですよね。

 ガラケーしかない時代くらいまでは、エロのハードルって低くはなかったんですけどねぇ。

 だからか、エロに対しての要求も上がってるというか、「これってエロアニメじゃねぇの?」とか思っちゃうシーンとか普通に放映されちゃうのが今のアニメ業界なんだと思うんです。

 良く言えばエロに寛容、悪く言えば無法地帯。

 それが良いか悪いかはおいておいても、アダルトシーン紛いの映像をよく目にする今のアニメ、これは何か違うのでは?と首を傾げてしまうこの頃。

 多少あるのはまだ良いんですけど、露骨にそういうシーンばっかりだと萎えるといいますか、別に民放アニメでやることじゃないよね?中途半端だし……みたいな。

 アダルトゲームやAVで年齢制限かけてるのにモザイクや修正いるか?という、法律に対しての憤りをなぜか思い出してしまいました。失敗。

 ボーダーが曖昧だからこその自主規制だったかと思いますが、曖昧だからこそ柔軟な対応も取れるとも聞きますし、でも納得いかn……ゲフンゲフン。

 まあラノベだってそういうシーンがある作品ありますからね、是非はおいといても。

 海外にすら、ポルノアニメだ!とか言われちゃってますよ。

 海外にすらというか、海外だからこそ、でしょうか。

 そもそも、海外のアニメや漫画って幼児向けであったり、大人が見るものではないって認識らしいですし、実際にそういった内容のものばかりで、日本が変わってるというか先を行き過ぎているというか。

 日本のアニメ、漫画は大人も楽しめる作品であるが故に、アダルトな要素がアニメや漫画にも盛り込まれやすい、成熟したコンテンツならではの問題も内包してしまっているんですね。

 エロに慣れてしまっているため、製作者側が盛り込む抵抗も薄く、視聴者側もそれを受け入れてしまっているという側面があると思うのですよ。

 それがいけないというわけではなく、18禁ソフトが元のアニメなんかも放映されたりしますが、こういった作品を民放で視聴できるのも、こういった下地があるからなのかなぁと思ったりします。

 もちろんkanonとか、ふた昔前でもお色気要素がないアニメとして放送されていた作品もありますけどね。



 個人的には、原作知ってるアニメを変に改変されて駄作にされるのも嫌ですが、かといってそのままなぞるだけなのも余り見る気がしないんですよね。

 だからといって、お色気シーンとか出されても、そういう目的で民放アニメ見てるわけじゃねーからっ!と思ってしまうのですが、人によってはそれを見る原動力にする人もいるでしょうし、視聴者が増えるなら原作にとってもプラスになるだろうから悪くはないのかな?と微妙な感じの感想になってしまうのですが……

 無いよりあった方が良いという方もいらっしゃるのかも知れませんが、「そんなもの、他所のコンテンツに溢れてるやん?この作品が好きなら薄い本でも読めばええやん」と思ってしまうのですが、やはり公式がやることに意味があるのでしょうか? 声も付いてるし……うーん?




 タイトルには今のアニメ、と書いてはいるものの、少年漫画だってえちえちなシーンを売りにしてる漫画があるくらいですから、もう完全にそういう時代なのでしょう。

 何らかの特典もえっちぃ感じだったり、漫画や小説の表紙だって可愛い女の子を前面に押し出し、ともすればギリギリ攻めてる表紙だったりしますからね。

 商業ですら同人顔負けレベルのグッズ出してたり、なんかもう境目すら曖昧になってきました。

 ブラゲ、アプリなどでだって、DMMみたいな18禁版と通常版に分かれてても「それって意味あるん?」と思わず問いかけてしまいたくなる様な、無料ゲームがありふれておりまして……

 自制心の問題であり、誰でも18禁ゲームやれる世の中ですよ。

 現代の方が昔に比べてそういうことに煩くなったんじゃないの?と思わなくもないのですが、やはりエロは強い!ということでしょうか?

 そこら辺の事情は分かりませんけども、これが民主主義というものなのでしょうか?(たぶん違う)



『この世はまさにアダルトコンテンツ戦国時代!』とでもいうように、エロ当たり前の時代なのでございます。

 だからアニメに限らず、様々な媒体で未成年はエロに囲まれている時代であり、歯止め効かないし、アニメも当然アダルトアニメになるよねーって感じのお話でした。

 これはその一因となる要素かもしれませんねーと、DMMのゲーム広告を見て閃いた思い付きの考察でございました、完!



 みなさんもこの現状に関してどう思っているのか、どうしてこうなったのか?などの考えがございましたら、ご感想いただけると参考になったり考察が深まったり助かります。

 オリンピック開催などで同人などの規制の話をよく聞きましたが、それも仕方ないのかも……と考察してたら考える様になりました。

 同人の前にすることあるやろ!とも思いますけどね。

 あまりやり過ぎれば、今度は表現の自由を狭める結果にならないとも言い切れないわけですが、これでいいのか、日本?という気持ちもね……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 三代欲求ですから、規制しなければ拡大するのは必然だと思いますね! 後は、今は情報があふれている世の中で、少ない時間でいかに気晴らしするかって価値観ですから、お手軽な媒体との相性はさぞい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ