巡る輪廻、真白の月
巡る輪廻。生まれ変わっても君に恋をする――。
『どれだけの時が流れようとも、どれだけの世界が二人を隔てても俺は必ずまたこの世に生まれ落ちてみせる。だから――忘れるな。お前はずっと、……ずっと俺のものだ』
『俺、絶対に忘れないから。……忘れない。必ず見付けてみせるから。どれだけの時間がかかっても、幾つもの月日が流れても俺は必ずあなたを探し出してみせるよ。だから……だからあなたもちゃんと……っ!』
それはまるで遠い国の世界の出来事の様な、映画の中のラストシーンの様なそんな映像で。それでいてどこか懐かしい、胸がグッと締め付けられる様な感覚。これを俺はいつか、何処かで以前にも感じた事がある気がする。それがいつなのか、本当に自分だったのか定かでは無いけれど。けれどいつも思う、これは恐らく只の夢物語では無いのだと。
――俺の名前は花房真白。普通の何処にでも居る高校一年。
16歳の誕生日を迎えた今日、俺の普通の日常は突然変わることになる。
これは転生した俺と、狐の妖の生まれ変わっても繋がる恋の物語。
『ねぇ、真白。俺も次に生まれ変わったら――』
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この作品はpixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11418409)、エブリスタ(https://estar.jp/novels/25509134)にも掲載しています。
『どれだけの時が流れようとも、どれだけの世界が二人を隔てても俺は必ずまたこの世に生まれ落ちてみせる。だから――忘れるな。お前はずっと、……ずっと俺のものだ』
『俺、絶対に忘れないから。……忘れない。必ず見付けてみせるから。どれだけの時間がかかっても、幾つもの月日が流れても俺は必ずあなたを探し出してみせるよ。だから……だからあなたもちゃんと……っ!』
それはまるで遠い国の世界の出来事の様な、映画の中のラストシーンの様なそんな映像で。それでいてどこか懐かしい、胸がグッと締め付けられる様な感覚。これを俺はいつか、何処かで以前にも感じた事がある気がする。それがいつなのか、本当に自分だったのか定かでは無いけれど。けれどいつも思う、これは恐らく只の夢物語では無いのだと。
――俺の名前は花房真白。普通の何処にでも居る高校一年。
16歳の誕生日を迎えた今日、俺の普通の日常は突然変わることになる。
これは転生した俺と、狐の妖の生まれ変わっても繋がる恋の物語。
『ねぇ、真白。俺も次に生まれ変わったら――』
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巡る輪廻、真白の月 1
2019/07/19 23:25