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無茶苦茶な看護師長~昔見た夢から~

作者: 波瑠

看護師の資格もない、医療の知識もなにもない自分に危篤状態危の患者を任された。

危なくなったらインスリンを投与しろと不躾に看護師長からカルテを渡される。

カルテの読み方すら知らない私はこの状況の理解に苦しんだ。

突然メーターが点滅し始め、看護師長が慌ただしく点滴をいじり始める。

え、さっき自分に託してくれたのではないの?と思いながらも、つったったままその作業を眺めた。

メーターが落ち着いた時、突然自分に向かって怒り散らした。

赤い点滴が秋山のお店にあるからと取りに行かせるも、秋山が何階にいるのかわからず階段を思い切り走らされる。

ようやく赤い液体を手にして患者のところろ戻った時にはもう心肺停止の状態になっていた。

さっきメーターが正常に戻ったと思ったのだが、それはつかの間の夢に過ぎなかった。

できるわけもない仕事を押し付けるからだ!と看護師長に講義した。

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