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回る廻れ

作者: parker

 一面の雪化粧。一向に進まない指はその場でずっと足踏みしている。


 書いては消して、書いては消して。

 アンドゥ・トロワ


 白すぎる一面は目を焼いて、焦りだけを生み出す。

 足跡を何とかつけてやろうと踏みしめるけど、一向に満足のいくやつなんかはできやしない。

 それでも何とか歩みを進めてようやくできたのはぐちゃぐちゃの茶色い水溜まり。


 仕方がないから一掴みでゴミ箱へ。

 そしてまた勢いよく叩いて新しく立ち上げるんだ。


 一向に埋まらない真っ白に目がくらむ。

 眩しさを何とかしたくて頑張るのに、できるのは無限ループだけ。

 

 エンターキーでステップ・アンド・ダウン。ステップ・アンド・ダウン。


 この時間ダイエットしてたらきっと5キロは痩せている。

 こんな無駄な時間が憎いけど、それでも形には残していたいから愛するしかないのさ!

 昔読んだ芸術関連の本に一面の雪化粧の上にあなたが何らかの意思を持って足跡を付けたのならそれはもう芸術だ、と書いてあったのを思い出して書いたものです(名前が思い出せないのが残念ですが)

 アートとは誰かに自分の意思を伝えるツールなのでしょう。

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