四話 あらためてステータス (称号+α編)
ブックマークありがとうございます。
称号解説です!
というわけで称号いってみよう!
<称号>
<聖女の血筋> 意味 聖女の血が混ざっている者が持つ称号、この称号を持つ者は一定の確率で
聖女の固有スキルを手に入れる事が出来き、光、聖、治癒魔法を覚えやすく
なる。
なお、聖女の血が濃ければ濃いほど、取得確率は高くなる。
<転生者> 意味 異世界より、記憶を引き継いだまま魂が新たな肉体に宿った者の持つ称号、本
来こんな事あってはならないのだがこちらの不手際によってこのようなことにな
ってしまい本当に申し訳ない、謝罪としてスキル、言語理解、鑑定と称号の効
果、経験値取得量upを与えるので、どうか許してほしい。
PS. この称号は本人以外見る事が出来ないし、鑑定のレベルが低くても詳細
に見る事が出来るので安心してほしい。
あなたたちが神と呼ぶ者より
・・・・・・・・え~と、たぶん絶対浄化とか自然治癒のスキルを持っていたり、光魔法や聖魔法、治癒魔法を持っていたりするのはこの<聖女の血筋>のおかげかてか二つも持っているってことはかなり(血縁的に)近い人に聖女さんがいるのかな。
え、転生者の感想?知らないな~、見えないな~。
・・・・・はぁマジで何なのこの説明、ちょっとふざけるにもほどがあるんじゃないかなー、いやほんとなにこれ?何なの俺ほんとは記憶とかなく転生するはずだったの?いや記憶がある程度あるのはありがたいのだけど、これって【この称号を持っているあなたはイレギュラーな存在ですよー】って言ってるようなものじゃないか!しかもその理由が神(自称)たちのせいとかふざけんじゃねえよ!めっちゃイライラする!あぁ!もうめっちゃ腹立つ!しかも謝る気があるんだったらこんなに上から目線で書くなよもー!
はぁ、なんかもう疲れた、ていうか呆れた、まぁ効果だけを見ればかなり優秀だし、なんか俺がこんな事になった理由もそれとなく書かれているし、冷静に見直せばこんなものでもないよりましか。
そんな事を考えているとギイッという音とともに扉が開かれ、銀髪の女性が入ってきた。
「よしよしいい子でちゅね~」
あ、この人鑑定してみよ。
======================
<名前> アグニス・セイント
≪レベル差のためレジストされました≫
======================
すると、不意に女性、アグニスさんが眉をひそめ周りをきょろきょろと見渡した。
あちゃ~、これ鑑定されると気づかれるのか~、これから使う時は気を付けよう。あとレジストされる事があるのか~、それにしても“アグニス”ね~、俺の名前もそうだけどこの人の名前も聖女の名前なのか、確かに優しそうな顔をしているが話してみないと分からんか。
不安そうな顔をしていたアグニスさんだが、少しすると笑顔にまた戻り部屋を後にしていった。
さ、監視がいなくなったし、ステータスに書いてあった魔法でも使ってみますか!
次回は魔法です!