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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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魚人種を征服

異世界転生85日目の夕方。


俺たちは船上から海底都市を見守っている。

一切の抵抗を許さなかったので制圧は短時間で完了したが、

奴隷兵に比べて魚人種の数が多過ぎた。


100倍の人間を拘束するのは大変そうだ。

アイスドラゴンだけでは、一部に逃げられただろうな。






俺は魚人種の族長、最高責任者と会っている。

取り巻きも連れてきたが、口を開く気はないらしい。


「我らと交渉が必要でしょうか?」


皆殺しにするわけじゃないから、

交渉というか確認は必要だと思う。


「勘違いしているようだがこれは戦争だ。

 ルーメン公国への先制攻撃、戦端を開いたのは貴方方では?」


「我らはルーメン公国が何処かも存じ上げません。

 他種族との付き合い自体がありません。」


「さて、この魔族達は攻撃してきたが、君たちの兵士だな?」


既に死を懇願するだけだが、質問には答えられるだろう。

一応、巫女天狗にも手伝わせるか。


「……確認してもよろしいですか?」




「彼らの行動は、侵入者の排除が目的です。

 我らの領域に侵入された為攻撃致しましたが、

 領域を守る意図以外ございません。」


「問答無用で攻撃されたが?」


領域って言われても、海に線なんかないしな。

何処から魚人種の支配域か分からない。


「……国王に、ルーメン公国王に弁明の機会を頂きたい。」


あれ?俺が公国王だって伝えてない?

……アイン、笑みを浮かべられても。


「どのような弁明か、一応聞いておこう。」


「我らは国境を警備していたに過ぎません。

 彼らは任務について、説明したと申しております!」


「もう一度確認するが、先に攻撃を始めたのは魚人種だな?」


「……他国の国境を犯す行為も攻撃と考えられます。

 公国王に弁明の機会をお与え下さい。」


どちらが戦端を開いたのかは、今後の関係に大きく影響する。

魚人種だって分かっているから粘っているんだろう。


「アイン、よろしく。」


「仰せのままに。」






「……全ての条件を受諾致します。」


「ま、これからよろしく。」


周辺都市からの増援を横目に待っていたら簡単に纏まった。

援軍に望みを抱いていたんだろうが、

イリンが薙ぎ払っているのを見て考えを改めたようだな。


勝者が歴史を作るが、今回も歪められた歴史が作られたわけだ。

まぁ、単に征服しただけだが。






異世界転生85日目の夜。


俺たちはセシに向かっている。

転移前の場所から少しセシに近い場所からな。

魚人種に要した時間位、転移で楽しても良いよな?




さて、今夜もお楽しみの時間だ。

まずアヤさんから楽しむ。

よがる姿が皆を興奮させるらしい。


次はララと楽しみながら、片手はネプと楽しむ。

両手がふわふわ、ふわっふわっだ。


リルエルを乗せている間、イリンがマイを寝かしつける。

マイは不満そうだが……そろそろ、突き上げよう。


出来上がったネプを隅々まで貪りながらイリンの相手もする。

ネプとイリンは能力値が高いので、存分に楽しめる。


最後はイリンだ。

今日の活躍を褒めてあげよう。

と言っても、イリンに奉仕されてばかりだがな。




皆が寝付いた頃、お酒を飲みながら月を楽しむ。


「アイン、俺は楽しめているか?」


「それはもうご存分に。」

ありがとうございました。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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