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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
72/233

イリンの吸血

本日五話目です。

異世界転生81日目の夕方。


俺はフーリゲの執務室で、スキル書を読むところだ。

会談の後始末は、巫女天狗とフーリゲに任せた。


護衛の二人は隷属の首輪を嵌めて、巫女天狗による教育を始める。

鑑定を持っている以上、諜報活動を担うことになるだろうが。

因みに、彼らには俺のレベルしか見えなかったようだ。

4643、屈服に値する数字だな。



冒険者ギルドが持って来たのは、ギフトの「誤認」「アイテムボックス」、

スキルの「身体能力強化」だった。

早速、覚えよう。



<新たなスキルを獲得しました。>

<新たなスキルを獲得しました。>

<新たなスキルを獲得しました。>


ステータスっと。


--------------


スキル:健脚(1)

    剣術(2)

    new 身体能力強化(1)

    炎魔法(10)

    氷魔法(10)

    雷魔法(10)

    石魔法(10)

    眷属召喚

ギフト:成長補正(10→10→10→10乗)

    魔神

    空間魔法(10)

    時魔法(10)

    量子魔法(10)

    new 誤認

    new アイテムボックス


--------------



身体能力強化だが、全力で強化するとどうなるだろうか。

……。



<スキルがレベルアップしました。>


ステータス確認っと。


--------------


スキル:健脚(1)

    剣術(2)

    身体能力強化(1)→(10)

    炎魔法(10)

    氷魔法(10)

    雷魔法(10)

    石魔法(10)

    眷属召喚


--------------



うん、分かってはいたさ!

俺の場合、一切強化されないらしい。


多分、強化する関数より、元の能力値が高すぎるんだな。

いくら強化されても、能力値から見たら微々たる量だと。

制限を設けるというのは、神の身分を守るために有効な手立てだ。


でも、これだと折角覚えた意味なくない?

ねぇ、そう思うよね?

……反応ないな。






異世界転生81日目の夜。


俺はルーメンに戻ってきたんだが、既に外灯が完備されている。

白熱電球と言っても、ハロゲンランプに属するから相当明るいな。

電球を磨りガラスにしたことで、眩しくもない。


遮光カーテン、配った方が良いな。


「アイン、よろしく。」


「仰せのままに。」




明るいランプがあったら、やることは一つだ。

皆の秘部を漏れなく観察する!


ネプは変身しているから綺麗だとしても、リルエルの綺麗さは流石だ。

イリンも綺麗だな、種族特性か。



「イリン、俺の血、飲んでみる?」


種族と言えば、イリンは吸血種だ。

でも、血を飲んでいるところを見たことはない。


「よろしいのでしょうか?

 闇魔法が同時に発動するので、洗脳に近いのですが……。」


「それならグラスに注いだ血を飲めばいいんじゃないか?」


「…そのような発想はございませんでした。」


まぁ、体から出た血は不潔だという考えが一般的なんだろう。

不潔なのは、時間が経った血液なんだがな。




「っ、ぁ、っう」


イリンが苦しんでいる。

ステータスを開かせながら飲ませたんだが、能力値が上がり続けている。


あ、気絶した。

俺が始めてレベルが上がった時と、同じ状態かな。

ありがとうございました。


インターネット上に、本作に触れた書き込みがあることに驚きました。

気まぐれで検索して、批判されているのを見るのは凹みましたが。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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