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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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獣公爵の秘密

本日二話目です。

異世界転生65日目の昼。


俺は南方の魔領域で魔族と対面している。


「何か話す前に襲われたんですが?」


「そちらが使者の証を示さないからだ!」


使者になった覚えはないんだが。

リンは知っていて俺達に依頼したのか、

リンも知らされていないのか。


「使者とは何のことですか?」


「…何も聞かされず、ここまで来たのか?」


「ですから、万能薬の材料を取ってくるようにと。」


「詳しく聞こう。そちらの大きさに合わせた部屋もある。

 我らが都市へようこそ!」




「バカっ!!」


アヤさんには平手打ちを頂きました。

ちゃんと怪我しないように受けたよ?


「剣、ありがとうございました。」


「いいのよ、助かったんだから。

 強いとは聞いていたけれど、

 巨人種を単独で相手するなんてSランクのすることよ?」


「まだ登録したばかりなので。」


「悔しいけど、貴方にはすぐ追い越されそうよ。」


「ただ強いだけですから、色々と教えて下さい。」


「そんな所も腹立たしいわね!」


はにかみながら怒られても、アヤさんの可愛さが際立つだけだが。

少し、指先が震えているのは見なかったことにしよう。






魔族(巨人種)に連れられて、俺達は城壁内にある部屋に通された。

階段を上ると、巨人種と目線の高さが合う造りになっている。

部屋の中は使者が整えたのだろう、人類サイズの宿屋だ。

まぁ、獣人の使者だったからか、俺には少し大きいが。


「我らと使者は、技術の交換をしているのだ。

 我らからは鍛冶技術を、そなたらからは薬の技術をな。」


「どこからの使者か知っていますか?」


「今は獣王国とか名乗っていたな。」


俺とアヤさんは見つめ合う。

これは、リンは知っていたな。

知ってはいたが、詳細は話せなかったと。

俺に話さないのはいいが、アヤさんにも話さないとなると、

内通者でも警戒していたかな。


「獣王国は敗戦しました。

 今はエスパルト王国獣公爵領となっています。」


「そうか…。これまでも幾度かこのような事態があったようだ。

 王族はどうなった?我らの契約者は王族だけだ。」


「王族は全員奴隷となりました。

 しかし、貴方方の話は出てきてません。

 …少し失礼します。」


俺はアヤさんに猛烈に腕を引かれている。


「構わんぞ。」



「ちょっと、ジン!それ本当?

 奴隷になったなんて話、聞いた事ないわよ?」


「そうですか?私は聞きましたが。」


「そもそも奴隷になったなら、

 巨人種のことは聞き出してるはずよ!」


それはね。フーリゲが大砲を独占して、

俺が王族を独占してるからだ。


「聞いてないんじゃないですか?」


「はあ、貴方ねぇ!大砲は獣王国の秘技よ!?

 詳しく聞くに決まってるじゃない!」


仰るとおりでございます。


「兎に角、これからどうしますか?」


「……そうね。事情は説明出来たんだし、

 リンへの返事を持ち帰ればいいんじゃない?」


「では、そういう方向で。」



「お待たせしました。

 契約者が奴隷の場合、どうなりますか?」


「上の意見の聞いてみないと答えられん!」


「…お待ちしております。」


「ゆっくり過ごされよ!」

ありがとうございました。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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