新たな眷属
本日一話目です。
異世界転生56日目の夜。
俺は獣王国の奴隷化儀式を見学していた。
配下のドラゴンによる運搬を用いて、今日中に終わらせることにしたからだが。
契約主はフーリゲで、内容は王国への忠誠だ。
だが公国の臣下となるので、俺に不利な命令がされないように、
ずっと、ずーっと見ていなければいけないらしい。
早くララと楽しみたいのに!
巫女天狗より上位の、俺の代理を務められる眷属が必要だ。
異世界転生56日目の深夜。
俺はルーメンに帰って来た。
これから、新たな眷属を召喚しようと思う。
眷属は、血の量と魔力の量によって変わる。
巫女天狗は、血の量を少なくする代わりに魔力量を増やした眷属だ。
今回は、魔力はそのまま血の量を少なくせずに召喚する。
「我が神よ。何なりと仰せ付け下さい。」
現れたのは、和風の顔立ちのお嬢様だった。
十代後半の容貌に爆乳、くっきりした目に通った鼻筋。
夜は娼婦という奴だろう。
……上半身だけな!
なぜ、俺の眷属は混ざっているんだ…なんで、下半身は蛇なんだよ!
巫女天狗も、巫女と天狗に分けてくれれば、巫女を美味しく頂けたのに。
蛇女も、蛇と女を分けてくれれば、女を美味しく頂けたのに。
「とりあえず、巫女天狗に協力していて。
用がある時は呼ぶから。」
「仰せのままに。」
そんなこんなで、ララはもう睡眠中だ。
異世界転生57日目の朝。
俺はルーメンの屋敷で起きた。
今日はララを楽しもう。
まず朝日の中、見せて貰う。
「陛下…そんなに見ないで下さい…。」
何処とは言わないが、いい色をしている。
真っ赤に恥じらう姿が微笑ましい。
しっかり味わいながら、準備を始めよう。
特に、猫耳と猫しっぽは、重点的にな。
猫耳はふわふわの毛に覆われているが、コリコリした感触も楽しめる。
ちょっと、くすぐったいのかな?
猫しっぽは筋肉質な芯を感じさせないほど、もふもふだ。
もっふもふ。
また、しっぽは感じるようだ。
「はぁ、はぁ…はやく、早くっ。」
昼頃まで時間をかけ、何度も頂に登らせる。
一つになりながら、イリンとリルエルにも手伝わせる。
ララは、締め付ける力が強い。
三人がかりに、ララは登頂と失神を繰り返している。
ララは上も前も後ろも、一杯だ。
可愛い下腹部が、ぽっこりしている。
余韻だけで、登頂と失神が訪れているようだ。
ずっと手伝ってくれた、イリンとリルエルにご褒美をあげないとな。
え?ネプも混ざるの?いいけどさ、ずっと寝てただけだろ?
異世界転生57日目の朝。
俺はルーメンの屋敷で起きた。
ララがリルエルに教わりながら、ご奉仕中だ。
昨日、散々楽しんだのにな。
執務室に行くと、巫女天狗に命じた仕事の完了報告があった。
獣公爵領から、製鉄や精製に詳しい奴隷を根こそぎ集める仕事だ。
フーリゲが大砲の技術を独占するつもりなら、俺は長距離砲撃の独占を目指す。
ありがとうございました。




