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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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獣王国王都への進軍開始

異世界転生50日目の朝。


俺はルーメンの屋敷で起きた。

今朝は、全員と楽しむ。



「ネプ、俺は数日間、帰って来ないかもしれないから、

 その間、この子達のこと頼むよ?」


「まったく、ジンは生き急ぎすぎだぞ?

 仕方ないから、私が面倒見てあげるけどね!」


ネプ、可愛い奴め。






「ジン、王国軍の配備は終わったよ。」


「獣王国は国境を越えているから、もう攻撃してもいいんだよな?」


「待って待って。まずは、どんな意図で侵入してきたか確認してからだよ。」


あ、そう。

どんな意図も何も、侵略しか考えられないんだけどな。


公国軍は、帝国との戦争と同じく、ドラゴンに一人ずつ領軍を乗せた。

流石に慣れたようで、皆ドラゴンの背中に、

お菓子や水を持ち込んで、気楽にしている。

後方待機で、獣王国軍からは見えないけどな。




「ジン、もう攻撃していいよ。」


使者とのやり取りやら、何やらをやっていたが、

やっと、決着がついたらしい。


「ルーメン公国軍、攻撃開始!」


今回、ネプを連れてきていないのには、もちろん訳がある。

アイスドラゴン達は、人間の言葉を覚えるに至ったのだ。

まぁ、まだ十分に話す事はできないが。



まず、後方から最前線へドラゴン70体が飛翔してくる。

この時点で、獣王国軍は瓦解して、逃げ出している。


だが、その後に続くのはアイスブレスによる蹂躙だ。

今回も、誰も生き残りはいない。



獣王国は、王国軍にドラゴンがいることを、

何かの例えだと考えていたんだろう。

そうでなくては、侵略など考えもしないだろうからな。


いや、獣王国はドラゴンが守護しているという噂があるらしいから、

勝算があっての、進軍だったのかもしれんが。






「ルーメン公国軍、攻撃開始!」


俺達は、獣王国王都に向かって進軍している。

今は、国境からほど近い、砦への攻撃命令だ。


アイスブレスで、砦が氷の彫像になるのに、

僅かな時間しか必要としない。

まぁ、兵達はドラゴンを見て、

一目散に逃げているが、まとめて氷に閉じ込める。






「ルーメン公国軍、攻撃開始!」


今回は、砦の次にあった城塞都市への攻撃命令だ。

もちろん、目標は軍事施設だけだが。


『フーリゲ国王が、世界に安定をもたらすであろう』


おっと、神託が下されたようだ。

声が中性に変更されているのは、威厳を保つためかな。


王国軍の動揺も酷いから、

王都では、更に大変な事になっているんだろうな。






「ジン、今日はここで一夜を明かそう。お願いだから、ここで休ませて。」


いくら進軍速度が速い軍を組織したとしても、

ドラゴンの飛翔速度に、追いつけるわけもなく、

王国軍は疲労困憊で、その辺に転がっている。

いやいや、馬とかの面倒も見てあげて。


「仕方ない。今日はここに泊まろう。」


「ありがとう、ジン。明日も頑張って走るから!」



この戦争では、巫女天狗による暗殺は行っていない。

俺が統治する領土だから、なるべく優秀な人間は残しておきたいからだ。

帝国南部の公爵家当主も、就任して数日だったようだしな。


明日は、この先にある砦二つと城塞都市一つが、攻撃対象だ。

ありがとうございました。


時間を見つけて、少しずつ更新させて頂きますが、

次に纏めて更新できるのは、11月22日からの連休か、

1月10日からの連休になるかと思います。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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