表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
229/233

子供

異世界転生157日目の朝。


俺は大陸東北にある街で起きた。

元は勇者の末裔が住んでいた所だ、多分。


問答無用で始末したから、詳細は分からない。

まぁ、テント張って寝ていたら、

元の街なんて関係無いんだが。


フーリゲが遂に多民族王国を落としたらしい。

王族、と言っても皇太子だった男だが、

そいつの首を持って凱旋予定らしい。


丁度良い事に、北方連合から私書が届いている。

勇者サクラ名義でだ。

フーリゲの兵士に渡したのだろう。

そうでなければ、

巫女天狗が残した転移装置経由で来ないからな。




そう、手紙だったはずだ。

なぜ、お前がここにいる?


「お久しぶり。と言うべきかな?

 ありがとう、かな。」


「あぁ、うん。

 久しぶり。」


神力の気配を感じる。

神器を用いた技か。


「元気にしてましたか?

 色々と聞いていますが、

 私を殺してくれませんか?」


「はぁ!?」


「貴方は優しいですね。

 でも、それも終わりです。」





異世界転生157日目の朝。


俺は大陸東北にある街で起きた。

元は勇者の末裔が住んでいた所だ、多分。



問答無用で始末したから、詳細は分からない。

まぁ、テント張って寝ていたら、

元の街なんて関係無いんだが。


フーリゲが遂に多民族王国を落としたらしい。

王族、と言っても皇太子だった男だが、

そいつの首を持って凱旋予定らしい。


俺を監視するアインや巫女天狗による監視によれば、

この辺りの勇者の末裔達も始末出来たようだ。




……いやいや、これ昨日もやったよ!?

昨日?いや、確か手紙が来て。。

…吐き気がする。

神力が捻じ曲がっている感じだ。

兎に角、勇者サクラは死を望んでいた。


勇者がなぜ、なんて問いは早計だ。

それだけの理由があるはず。

そして、俺は勇者近辺に近付くことを禁止していた。

これは誘い受けか、秘密の告白か。


……誘い受けだと思って行動させるしかない。

でも、こっちの事を知っているなら、

この行動も予想の内だろう。

想定外の行動、それが求められている。






異世界転生157日目の昼。


俺は塔型迷宮にある、

ほぼ俺の家に帰って来た。


長い駐屯に従い、ネプ達の城として、

立派な豪邸が出来上がっている。

まぁ、半分以上はネプの頭の覆いだがな。


「ネプ、起きてるか。」


「ジン、子供がいないんだけど。」


そうですね。

結局、受精しませんでしたね。


「子供、無理矢理作る?」


「そうして頂戴。

 最後の機会なんだから。」


俺は神力を以て、ネプをロリ巨乳に






-運営の削除に該当しない為の全カット-

人間として最後のネプとのあれこれ。

-やる気が無くなったとも言う全カット-






異世界転生158日目の朝。


俺は塔型迷宮で起きた。

ネプとの楽しい時間も終わってしまったか。


「ネプ、行くよ?」


「お願い、忘れないでよ?」


忘れるわけが無い。

というか、これはネプが励ましてくれただけか。

神力を以て、ネプ周囲の時間の流れを速める。

二十年程加速すると、ネプが産気づいていた。


「ネプ!」


「ジン、覚えてる?」


健気に笑うネプに、俺は元気になるしかない。


「痛い…けど、そんな苦痛ではなさそう?」


「この体で産むとは思わなかったけど、

 割と平気。冒険者だしね?」


いやいや、ネプの人生において、

冒険者やってた時間なんて僅かだよ?

捻じ曲がった理由はネプとのあれこれにあります。

投稿できるだけで、明日には消されるんですかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ