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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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戦争当日の過ごし方

一話目です。

異世界転生141日目の明け方。


俺は多民族帝国のある王都にいる。

黄組の練兵場に向かっている所だ。


街には鐘の音が断続的に鳴り響いている。

恐らく、これが開戦の合図なのだろう。




「ジンさん、遅かったですね。」


完全武装の黄組一同が会している。

練兵に使っていた物と違って厳めしい。

今は食糧などの備品を袋詰めしている最中らしい。


「魔法使いに大仰な準備は必要ないから。」


「に、荷物の整理とか手伝って下さいよ。」


手伝う気が無いだけだが。

周りの手前、一応注意してくれる様だ。


そんなピネーちゃんから、小包を渡される。

美味しそうな匂いがする。


「食べて良いの?」


「今はダメです!

 その、今晩食べて下さい。」


「遺品のつもり?」


「……そんなにハッキリ言わなくても、

 良くないですか?」


はぁ。

非処女のビッチでも、こんなに震えているとな。

それなりに会話もしているし、嫌いな訳じゃない。

貞操観念無いけど。


「っな、何するんですか。」


お互い丈夫な服を着ているのだ。

少し位、抱きしても良いだろう。

……えっと、なぜ自分自身を弄り出す?


「俺の気持ちを返せ。」


「だって、今ならしてくれるかなって。

 時間も無いし、その準備を。」


水浴びもあまり出来ていない匂いがする。

いや、開戦を知って、

冷や汗が止まらなかっただけかもしれないが。


「非処女とはしないから。」


「なんでですか!?

 同じあ」


雷魔法を用いてサンダーアローを顎に打ち込んだ。

もちろん、痺れる程度に弱い奴をな。

涙目になりながら、

ピネーちゃんは顔を埋めてくる。


「私の事、守ってくれますか?」


「そんな手には乗らないが、

 黄組を守る事が俺の義勇兵としての仕事だから。」


「こんな時位、

 率直に守ってやるって言って下さいよ!」


少々不機嫌になったのか、

俺の腕から出て荷造りを手伝いだしてしまった。

まぁ、いいんだけど。



「ジンさん、見せつけてくれるじゃないか。」


「ピネーちゃんと散々やった事のある、

 アスカルさんに言われても。」


「確かにそうだが、

 女は前の男は忘れるって言うぜ?」


「別に私の女になった事はありませんが。」


「なぁ、せめてピネーの事だけは頼むな。」


「皆さん悲観的なんですね。」


「いざ始まるってなると、

 どうしても現実が見えてくる物なのさ。」


「ピネーちゃんにも言いましたが、

 黄組を守る事が俺の義勇兵としての仕事ですから。」


「……さーて、

 ピネーちゃんの手伝いでもしてくるかな。」


空元気にも見えるが、組長がしっかりしてないとな。


その後程無くして、

黄組は王都郊外にある草原に向かった。

ありがとうございました。


「デスマーチから始まる異世界狂想曲」様のアニメはご覧になりましたか?

とらのあな限定版を買う程度には、ファンのつもりです。

原作に感じていたイメージと大分違いましたが、二期に期待しています。

爵位を貰う一連の話が序盤で好きな所なんですよね。

お金が足りないなら出資してもいいのにー。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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