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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
171/233

初神族討伐

連続更新二日目。

二話目です。


語句修正

”それに、ガルフは常世に残り、”→”それに、ガルフは現世に残り、”

異世界転生132日目の朝。


俺たちは塔型迷宮91階層の小屋で起きた。

きつきつのじゅるじゅるが、楽しませてくれる。


「ジン様!ジンさま!!」


結局一晩中、起きては登って、

寝ては登ってを繰り返した。




俺は塔型迷宮92階層から上を攻略する。

その間、イリン達は塔型迷宮79階層から、

攻略をやり直す事になっている。

ただ、俺の攻略速度だと、

頂上まで一日も掛からないと思うが。


塔型迷宮は10階層ごとに、

地形や魔獣の種類が変わると思われているが、

80階層より上は5層毎に変わるらしい。






俺は塔型迷宮92階層にいる。

中央に91階層より一回り大きい、

黒い使徒が鎮座している。

軽く拳を握り、使徒の側に転移魔法を用いて、

移動する。

アインが使徒の周囲を量子魔法を用いて封鎖して、

俺は時空を砕きつつ、

俺の周囲を量子魔法を用いて固定する。

まず、一体目。






俺は塔型迷宮96階層にいる。

93層から95層は一回りずつ、

使徒が大きくなるだけだった。

よって、四体討ち取った。


そして、96階層に到達したんだが、

俺の悪い予想は当たったようだ。


塔型迷宮96階層にいたのは神だった。

ストーンドラゴンのガルフを、

アイスドラゴンに変えた見た目だ。

元はエルダードラゴンだな。

迷宮に合わせたのか、ガルフより小柄だが。



「なぁ、アイン。

 勝てると思うか?」


「我が神よ。

 ネプ様の寿命と引き替えならば。」


俺はつい、力を込めてしまう。

周囲数十メートルの時空が壊れても。


「それなら、なぜアンやドゥが俺を恐れる?

 ……愚問か。何も考えず、

 力押しがいいって事だな。」


「左様でございます、我が神よ。

 神力は神にしか扱えない力、

 その身で扱う事に無理があります。

 しかし、ステータスに頼った戦い方は十分可能です。

 また、その力は神など足元にも及びません。」


生命力や魔力、体力の上位互換が神力だ。

効率が桁違いだがな。

つまり、効率を無視すればいい。

態々、神力同士で戦う必要は無いって事だ。


問題は神力のみ光速を無視して、

情報を伝える事が出来るって事だが。

それは神力を僅かに込めれば克服できる。

うん、ステータスに頼ろう。




「ガルフの知り合いか?」


「矮小な者よ。

 あのような裏切り者と一緒にするでない!」


俺の周囲が絶対零度に固定される。

粒子の振動が止められるって事だが、

固定する力に対抗すれば良いだけだ。


俺は炎魔法を用いて、振動を増幅する。

足元を量子魔法を用いて固定して、

神力を纏いながら蹴り出す。


アイスエルダードラゴンの頭部へ突っ込み、

続けて全身を粉砕する。


肉体を失ったドラゴンは、

神の演算領域に帰って行く。

……いや、帰れなかったようだ。

そのまま存在が消滅していく。




さて、楽勝だったがこれでいいんだろうか?

それに、ガルフは現世に残り、

こいつは神になったって事の何処に、

裏切りがあるのだろうか?


……ドラゴンは、ファイヤー、アイス、

ウインド、ストーンの四種類。

エンシェントドラゴンは、

アン、ドゥ、それとネプの三人。

アンとドゥの前の神か。

なるほど。

ありがとうございました。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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