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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
140/233

塔型迷宮攻略(10層目~)準備

02/27にも更新しております。

六話目です。

異世界転生118日目の朝。


俺たちは塔型迷宮10階層の村で起きた。

野営地に出した家の中でだが。


周囲が騒がしい気がする。

イリンは既に装備を身に着けている。


「イリン、何があった?」


「ご主人様、この小屋が話題になっているようです。」


……あの門番達は何をやっていたんだ?

仲間内にしか情報を伝えなかったのか?


「皆起きろ!

 下着を着けて、服を着て、装備を付けろ!」


遅くまで楽しんでいたので皆眠そうだ。

装備を付けるのに手こずっている。


「アイン、回復。」


「仰せのままに。」




「ご主人様、如何様に対応なさいますか?」


「ララに話させよう。

 獣人なら知っているかもしれない。」


「陛下、頑張ります!」




玄関を開けると、相当な人数が注目している事が分かる。

ララが話し出すが、隷属の首輪が付いているので、

説得力に欠けているらしい。


ララは諦めて戻ってきたが、涙目の猫耳美少女……楽しみたい!

まぁ、その前に話を聞かなかった奴らに思い知らせよう。




「冒険者なら、ギルドカードを見れば分かるだろ?」


「そいつが本物かどうか分からねぇな。

 お前が本当にあの獣人の主か?

 只の小僧じゃないか!」


……冒険者とは、何処もこんな感じなのかもしれない。

ダイス達との出会いも、俺の外見で絡まれて、

ギルドカードを信用されなかったような気がする。

いや、絶対そうだ。


「毎回面倒だな。

 雑魚だろ?咬ませ犬だろ?

 時間を無駄にさせるなよ。」


別に煽った訳でもないんだが、殴りかかられた。

その腕を捨て置いておく。


痛みに負けず、反対の手で腰の短剣を抜き放ち襲ってくる。

その腕を捨て置いておく。

……出血多量で死にそうなので、両肩を炎魔法で焼いておこう。


「いい加減、Aランク冒険者の顔位覚えておけ。」


ランクの高い冒険者はいなかったらしく、

ちょっとしたお遊びで真っ青になっている。


「ジン、それは難しいわよ。

 貴方人前に出て来ないじゃない?」


「最近、貴族達と会った気もするんだけど。」


「冒険者の前にって事よ。

 権力者にとっては、有名かもしれないけどさ。」


さて、アヤさんが出てきて万事解決してるんだが。

有名だよね、アヤさんって。






異世界転生118日目の昼前。


俺たちは塔型迷宮10階層の冒険者ギルド支部に来ている。

11階層から20階層までの情報を貰う為だ。


「国王、冒険者で遊ぶのは止めて下さい。

 アヤ様がお出になれば直ぐに解決したはずです。」


お前もか。

お前も俺が無名だと言いたいのか。


「ジン、落ち込まないの!

 ご尊顔を拝せないほど偉いって事でいいじゃない?」


「そこそこ努力してAランクになったのに。」


「そんな事言ってるから有名になれないのよ。

 Aランクなんて、死ぬ程努力しても辿り着けない天才の域なのよ?」


いや、アヤさん辿り着いてるから。

自画自賛しちゃったから。

……気付いて赤くなっているのが可愛い。

なでなでしてあげよう。




「兎も角、20階層までの情報をくれ。」


「承りました。」


11階層までは長い階段がある以外は、大した違いはないようだ。

まぁ、魔獣が強くなっていくのは当然だからな。

ありがとうございました。


本日の連続更新は終わります。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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