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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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イリンによる魔人国支配

異世界転生113日目の朝。


俺は火山地帯の北側で起きた。

野宿だったはずが、家が出来ている。


「ジン様、起きて下さいぃ。」


早速、リルエルが楽しんでいる。

ベットは広くないので、ララはソファーで準備中だ。


「ご主人様、お願いします!」


右手を持って行かれたので、左手でリルエルの腰を掴む。

さて、何周するか。






異世界転生113日目の昼前。


俺はイリンを連れて、魔人国に来ている。

リルエル達は、火山地帯までの残りを制圧中だ。

特に魔人の縄張りがあるわけではなく、ただの駆除になっている。

残り半日で終わりそうだが、恐ろしさを教えることは大事だ。


イリンにはダンピールの後釜として、諜報部隊を纏めて貰う。

まぁ、殆どの吸血種は葬ってしまったので、

称号持ちの元代表(吸血種)から人員を献上して貰った。

主に血統が悪く、能力はあっても出世していなかった奴を中心にな。

もちろん、隷属の首輪を嵌めることを条件にだが。



「フィーア、イリンをサポートしてやれ。」


「仰せのままに。」


名前を呼ぶだけで、フィーアは転移してきた。

アインは俺、ツヴァイはネプとアヤさん及びリルエル達、

ドライは勇者の動向調査、フィーアはイリンの補佐となる。


……新たな眷属としてフュンフを召喚する。

あれ?今までの眷属とは桁違いに強いのが召喚されたんだが。


「我が神よ。何なりとお申し付けを。」


「アヤさん担当。」


「仰せのままに。」


アヤさんにはフュンフを補佐に付ける事にする。

これから別行動が増えるだろうからな。

アヤさんには、西ルーメンを治めて貰おうと考えている。

根回しはこれからだが。




ダンピールが担っていた役割は、首相の私的部隊だ。

立法権、行政権、司法権という所謂三権分立の外に属する組織らしい。

次代をダンピールが担うための、準備の側面もあったのだろう。


「ご主人様、私は何をすれば良いのでしょうか?」


「まずは、防衛長官と協力して内戦の鎮圧だな。

 その後は、首相を裏から操る感じで頼む。

 あ、前線には出るなよ?」


「承知致しました。……あの、私から言うのは憚られるのですが、

 ご主人様との時間は確保してもよろしいでしょうか?」


俺はフェンフを指さしておく。

なんでも出来る奴だし。


「ありがとうございます、ご主人様!」


まぁ、イリンだけで反乱分子を始末することは出来るんだが、

決戦時にイリンを出すようなことはしないので、

組織的な協力だけをして貰う。

明確な敵がいれば、組織の動きも良いだろうしな。




「首相、君は内戦ではなく交渉を担当しろ。」


「受諾致します。」


「巨人種、魚人種、樹木種を合わせて大陸南部を統一して貰う。

 既に巫女天狗による改革は終わっているから、

 魔人国が最後になるが国名は魔人国でいいだろう。」


俺の支配地域は、ルーメン、旧帝国南部の公爵領、

獣王国、獣帝国、魔人国となる。

直轄領は東ルーメン、公爵領の3割程、

獣王国の一地域、獣帝国、魔人国だな。

ありがとうございました。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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