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巨大数による異世界介入  作者: 社畜を辞めたい
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魔人国(旧悪魔国)の整理

異世界転生112日目の朝。


俺は魔人国の首相官邸で起きた。

横では、紫髪の美少女が眠っている。

反対には、なぜか首相が寝ているが。




邸内の執務室に向かい、アインから報告書を受け取る。

首相らに纏めさせた魔人国の詳細だ。



代表達の評価を見るに、

昨夜から始まったダンピールへの拷問は役に立っていないようだ。

巫女天狗に光子と音波を複製させて、

主要都市にリアルタイムで配信中なんだが。


参加人数は絞られているが、減ったのは雑兵ばかり。

主力は欠けることなく、進軍準備中らしい。

一応、首相から嘆願書でも送らせよう。

もちろん、俺が代表を得てきた地域は味方をしてくれるんだが。


「アイン、国防長官に対応させろ。

 極力、巫女天狗の力は使わないようにな。」


「仰せのままに。」


この戦争が終われば、次は勇者との決戦になるだろう。

俺や眷属無しに、どの程度戦えるのか知っておく必要がある。

まぁ、損耗率が主な焦点だが。



魔人国は、特に化学の発展が著しい。

それも人体にどのような影響があるか、しっかり調べられている。

まぁ、実験に死んでも構わない奴隷を使っているんだろうが。

苦手だった化学分野の知識を得ることで、

東ルーメンはより発展するだろう。



毒ガスは、反乱の鎮圧に使わせる。

気化しやすく、皮膚からの吸収も早い。

何より、専用の溶剤じゃないと落とせないのが良い。


敵兵に落として、

こっちが辿り着く頃には無毒化されているなんて万能だな。



媚薬関係は根こそぎ頂こう。

既に十分満足しているので、俺の奴隷達に使うつもりはないが、

勇者達に大量に盛ったら楽しいことになるかもしれない。

まぁ、勇者自身に効果は望めないだろうがな。



その他、色々と開発されているが、

基幹研究所は、ルーメンにある研究所に統合する。

残った各種研究設備や実験設備、製造設備は集約して、

東ルーメンの地下に移動させる。


人員は機密保持のため、奴隷か死かを選んで貰おう。

東ルーメン内であれば、魔人や悪魔の立場が高くても問題ないしな。

まぁ、配属等は科学技術長官に任せるが。



貨幣については、この国の方が進歩している。

公国でも金本位制ではなく兌換紙幣を採用すれば、

管理通貨制度に持って行きやすくなるからな。


まぁ、白金貨の大量生産による効果も現れているから、

兌換紙幣を飛ばして、不換紙幣から導入しても良いかもしれない。

既にエスパルト王国以外では、物価が跳ね上がったようだしな。


それに合わせて奴隷も増え、仕事量の増加に上手く対応出来ている。

もう少しすれば、高位貴族の美少女も奴隷として売り出されるだろう。

容姿と権威が連動しているので、食べたくなる奴隷も出てくるはず。


イリンとリルエル、ララの三人は種族は違えど王族の家系、

マイも重宝される兎種だしな。

ヨエルは奴隷ではないが、王族ではあるし。



単独で生き残ってきた国だけあって、国力に不足はないようだ。

寧ろ東ルーメン並、凄い国だ。

ありがとうございました。

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運営様からの削除通告があり、今は次作「対称性を破って現実⇔異世界変革」に夢中です。
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