悪魔国の征服
二話目です。
異世界転生110日目の夜。
俺は大陸最南端の悪魔の国にいる。
貴賓室のベットにて、首相達を待っているわけだ。
貴賓室とは言うが、天井や床、壁の裏に空間がある。
ここまで苦戦した相手用の、決戦場なのだろう。
夕食後に出された摘まみやお酒はどれも、変な味がする。
「アイン、どれもこれにもか?」
「そちらは媚薬、こちらは洗脳に使用される薬物です。
どれもこの国では強力な部類になります。」
「美味しくないから、いつものお酒と刺身をくれ。」
「仰せのままに。」
流石に、変な味の物ばかり食べても楽しくないからな。
……この貝美味しい!
「お待たせ致しました。
どうです?似合ってますか?」
似合っているけど、見えてますよ?
メイドを喜んで味わったのを参考にしたのかメイド風の夜着なんだが、
大事な所に穴が……うん、いい色合いです。
「もう一度、年齢を聞いてもいいか?」
「8になります。如何でしょうか?
自慢の娘です。」
見事なツルペタだ。
首相が欧州風の見た目だから、8つでも相応なのだと思ったんだが。
リルエルは妖精種という寿命が長い種族だから納得できたんだが。
……あ。悪魔種も寿命長かったわ。
この首相、数千歳だった。
「子供は産めるのか?
産めない女を抱く趣味はないんだが。」
「悪魔種の中でも、主の言うサキュバスですので、
生まれ出でたその時から、子供を作ることが出来ます。」
「……産めるならそれでいい。」
怖くて何も聞けないじゃないか!!
どんな趣味の人間だよ、そんな幼女に欲情するとは。
「ところで、君もいるのか?」
「はい。娘の初めて、手伝わせて頂きます。」
不自然だなオイ。
末娘は捧げ物なのに、何を怖がっている。
まぁ、サキュバスならば楽しみにしていよう。
異世界転生110日目の深夜。
俺は夢の中にいる。
夢だと分かる。なぜなら、首相を抱いているからだ。
「主、気持ちいいです。」
そう言いながら、俺から精気を吸い取っていく。
サキュバスというのは正確な言葉だったらしい。
だが、サキュバスの対はインキュバスだったと思うんだが。
もしかしたら、姉弟というのは血縁関係から来る物ではなかったのかもしれない。
「アイン、どの位時間が経った?」
「数分です、我が神よ。」
す、数分だと?
既にねっとり数十回やった後なんだが。
「誰です!?なぜ、この世界に。」
首相はアインを見て動揺している。
一度、現実で見ているから余計に混乱しているのだろう。
「主よ。主も、悪魔種か?」
「閉じ込めろ。あと、周りも頼むぞ?」
「仰せのままに。」
「な、何を言っているです?
ここは私の世界、誰にも干渉されるはずないです!」
「さて、取り敢えず、やるか?」
「……出られない。覚めないです。
だ、出して欲しいのです?
娘が、末娘が相手をするです!」
問答無用だ。抑えつけて犯す。
泣き叫んでも犯す。懇願されても犯す。
精気を吸い取りすぎて爆散しても、夢の中だから直ぐに再生する。
んで、犯す。
懇願、爆散、泣き叫ぶ、爆散……爆散、爆散。
暫くすると、ピクピク反応するだけになった。
もちろん、爆散してもピクピクするだけ。
でも、まだ反応があるなら続けても良いよな?
ありがとうございました。




