俺は妹!?
「夕食作るからまってて♪」
そういやもう8時を過ぎている。そう思うと急に腹が減ってきた
「お待たせ!」
俺は作ってもらった夕食を食べ始めた。何だか母の味に似ているような気もする
「うん、すごく美味しい」
「本当に?よかった!」
何だか母の味を思い出すな・・・
そして食べ終わり、少しボーッとしていた時普通はあり得ないことになってしまった
「ねぇ、ねぇ」
「どうした?」
「私の妹になってよ!!」
「えっ、・・・。そもそも俺は男だぞ。頭おかしくないか?」
「なわけないでしょ」
そりゃあそうだがどう考えてもおかしすぎる。他の人が見ても同じはず
「私の家なんだからもちろんOKだよね」
「・・・何でそうなるんだよ」
「じゃあ、出ていってもらってもいいの?」
「・・・・・・わかったよ」
とりあえず受け入れとかないと大変な事になってしまうかもしれないからしょうがない
「やった♪やった♪」
喜んでる・・・
「私のことは“お姉ちゃん”と呼んでね♪」
「いきなり?」
「あと、自分のことは名前でいいなさい」
「話聞けよ!」
「妹らしい名前をつけないとね」
「俺は祐輔だぞ」
「ゆ、ゆ、・・・そうだ!ゆいにしよう」
「とりあえず、ひらがなで“ゆい”ね」
「ちょっと待てよ」
「待たないよ」
なんか、嫌な予感がする。いや、絶対そうなる。とりあえず今日は寝ることにした