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愛を奏でる希望の場所

ーーーーーー


ーーーー


ーー



それが、俺と彼女の思い出の始まり。



「……いま思えば、変な出会いだったな」



しばらく似たようなことばかり言い続けて、走って、ラッキーショット納めて…………子どもだったな。



「確か……」



当時の席を探してみる。しかし空き部屋の机たちは、黒板の方に寄せ集められている。



「ちょっと、どかしてみるか」



場所はなんとなく覚えている。


机をどかすと、暗闇に包まれているこの教室に、耳障りな音が響く。


その音が懐かしさを醸し出している。



「……懐かしいな」



だいぶ放置されていたようだ。机上はホコリで白く染められ、ちょっとカビ臭い。



「俺がここで、あいつがここで」



彼女の机だった場所に触れてみる。


名残こそ無いが、思い出が溢れてくる。でもその姿は、どこかぼやけている。


それなりに可愛い少女で、髪は黒だったかな。


ただ、さっき思い出していた時は、勝手な補正で顔を作っていた。


……11年の空白は、案外ツラいものだな。



「おっと……ん?」



古い机はボロボロで、俺の力が加わると傾いた。


その拍子に、古ぼけた一枚の紙がはらりと落ちた。



「うわ……ボロボロ。こんなの、よく残っていたな」



くしゃくしゃで、黄ばんでいて。でも、そこに記してあった字は、くっきりと写っていた。



“愛を奏でる希望の場所”


“君だけにしか見せない素顔”



「愛……希望……?」



それに、もう一文……。


いったい、どういう意味だ?



「でも、奏でるっていうことは……」



行く先はひとつ。


目的地が決まり、机を戻そうと振り返った。



「あれ……?」



しかし、からだが動かない。

周りに何もない。無論足元にも。


なのに、からだが動かないんだ。



「ぐっ……な、なんで……う゛ッ!?」



先程、大黒柱のところで感じたのと同じ、激しい悪寒がからだを突き抜ける。


そして、誰かにのどを絞められているような錯覚に陥った。



「はぁッ! ぐっ……や、やめ、ろぉ……ッ!」



からだが持ち上げられる。わけがわからない。



「っ……やめ、ろ……沙夜……」



とっさに彼女の名前を呼んでいた。


その刹那、首が絞め付けから解放されて、俺は床に落とされた。



「げほっ、ごほっ……」



失神寸前だった。


自由を取り戻したのどが空気を求めて、自然と息を荒くする。



「俺……なんで、あいつの名前呼んだんだ……?」



理由は不明だ。それに、呼んだ途端に解放されたことも気になる。



「……まさかな」



ひとつの可能性が浮かぶ。


だがそんなのまずあり得ない。俺は勝手に結論付けて、机を元に戻して教室を出た。






相変わらず、頼りになるのかわからない記憶を辿り、そこを目指していた。


その道中、不可解な現象が起きていた。



「なんか……聞こえるぞ」



けっして聞き間違いでもなんでもない。なぜならここは、俺以外誰もいないはずなんだ。


だと言うのに。……ピアノの美しい音色は、かすかにずっと響いていた。



「誰かいるのか……?」



そう考えると恐ろしいものだ。身震いがする。



「これ……幻想、即興曲……」



よく耳を澄ませて聴いた。俺は、これを知っている。


ショパンの有名な楽曲のひとつで、この曲は彼女の十八番だ。


あいつ、これをよくデフォルメして口ずさんでいたな……。



「……あれ? でも……」



引っ掛かるぞ、この偶然。


さっき、首を絞められた時のあれーーーーもしや、本当に?


……急いだ方が良さそうだ。早いとこ、見つけなくては。


俺は走り、“愛を奏でる希望の場所”ーー音楽室へ向かった。


音楽室へ近づけば近づくほど、ピアノの音色は大きくなっていた。



「……」



音楽室へたどり着き、室内を覗いた。

音色は聞こえるが、誰もいない。


それにあろうことか、……ピアノは蓋がしまっている。



「冗談だろ……マジでさ」



それなのに音色は奏で続けられている。やはりここには、俺のほかに何かがいるようだ。


俺は意を決して、音楽室の鍵を開けようとした。



「あれ? ……これ、開いてるのか?」



どこの教室も鍵の形状は同じなはずだ。


そう考えると、音楽室の鍵だけおかしかった。



「……やっぱ、開いてる」



俺の勘違いかもしれない。そう思い調べていると、ドアがかすかに開いているのに気がついた。


俺は、わざと思いきりドアを開けた。


すると途端にピアノの音が途絶え、辺りは急に静まり返った。



「誰か、いたんだな。それも……幽霊」



鍵盤は出ていないのに鳴っていたピアノ、ドア付近にいた俺に、何もぶつかってこなかったことを踏まえると、幽霊なんて非科学的な存在がそこにいたとしか思えない。


だが、俺は幽霊がいるとは信じない人間。

否定と肯定が混ざりあって、なんだか気持ちが悪い。


ピアノに近付き、触れてみる。


一部の塗装が少し剥げている辺り、昔から変わってないようだ。


鍵盤の蓋をゆっくりと開いた。



「な……こんなとこに」



すると蓋の内側に、一通の封筒が張り付いていた。

普段も使われる物なのに、これは不可解極まりない。



「これ……」



封筒を剥がし、封を切って中を確認するとそこには、小さな紙のほかに写真が二枚入っていた。



「あいつ……こんなのいつのまに」



だいぶ古い写真だが、見覚えがある。


確か、あれは二年の始めの頃だったーーーー。






ーーーーーー


ーーーー


ーー



「ふぁーあ……ねみぃ」



せっかく心地の良いおやすみタイムだったのに、おれの至福の時間はあっけなく潰された。


春の陽気を浴びる屋上で爆睡していたら、いつのまにかいた沙夜に叩き起こされた。


しかも沙夜は、



「音楽室に来て」



と、一言だけ言って校舎に戻っていきやがった。


拒否権の行使をさせてもらえなかったおれは、気だるいからだにムチを打って音楽室に向かった。



「なんだ? なんか聴こえるぞ?」



だんだんと音楽室に近付くにつれて、きれいな音色が響いてくる。


吹奏楽部の演奏かと最初は思ったが、聴こえるのはどうやらピアノの音色だけだ。



「ってことは……あいつが、まさかの? いやあり得ねーな」



音楽室に呼んだのはあいつだからもしや、とは思ったが、あの沙夜が演奏しているところなんて想像もつかない。


なんせ、いままで関わってきてみて、あいつは意外に適当で大雑把なところが目立つことに気が付いた。


繊細で可憐な印象のピアノ演奏とは、天と地ほどに交わらない。



「誰が弾いてんのかなぁー…………え゛っ!?」



このことは、はっはっはと笑い飛ばして、音楽室を覗いてみた。


…………沙夜が、ピアノを繊細かつ華麗に弾いているではないか。


見た瞬間、変な声が出た。



「あ、あの沙夜が……」



愕然とした。一番可能性が無いと思っていた事態が、目の前で起きているから。


彼女の集中を切らしてはいけないと、ゆっくりドアを開いて入り、その場に立ち尽くした。曲名はわからないが、聴いたことのある楽曲だ。


まもなく、演奏が終わった。おれは、自然と拍手を送っていた。



「おまえ、すげぇな」


「そうでもないよ。でも、ありがと」



照れながらも、沙夜ははにかんだ。


おれは思わず、沙夜のほっそりとした指を手に取り、凝視していた。



「ちょ、ちょっと麻昼、恥ずかしいよ」


「こんな指のどこからあんな動きが……」


「ま、麻昼ってば」


「え? ……あ、悪ぃ」



彼女の声に我を取り戻し、即座に手を放した。


いくら友人とはいえ、仮にも女子の手。そのことにいまさら気付き、なんだか恥ずかしくなってきた。



「強引なんだから」


「わ、悪いって。つ、つい、な」


「ピアノ弾けるなんて、思ってなかったでしょ?」


「ぎく」


「やっぱり。まあ、しょうがないけどさ。普段のわたしを知ってるし」


「正直、けっこう驚いた」


「小さい頃から習ってて。って言っても、小学校高学年に上がってからやめちゃったんだけど。いまは、趣味程度でしかしてないんだ」


「趣味ねぇ……」



趣味であそこまでできるものなんだな。



「ちなみにさっき弾いてたのは、ショパンの幻想即興曲。わたしが、一番好きな楽曲なの」


「ショパン……ああ、あの人か」



壁に飾られている、偉大な音楽家たちの肖像から、その人物を探し出した。



「……なんか、弱そう」


「よ、弱そうって。もう、ショパンはすごい人なんだよ? 彼の楽曲の数々はとても繊細で美しくて、安らぐんだから」


「んー、わかんね」



おれからしてみれば、どの音楽家のどんな楽曲も、大して違いがわからないんだよな。



「……あぁ、麻昼ならわかんないか」


「どういう意味だよ」



まるでおれが、芸術的感性のかけらもない人間のように言いやがって。


おれだって……たぶん、すごいはずだよ。



「だって麻昼、そういうのまったく興味ないでしょ? むしろ聴き入ろうとしないで寝てる方の人でしょ?」


「なぜ断定で言われているのかわからんけど、その通りだ」


「ほらぁー。なんでわかんないかな……」


「知らねーよ」



熱い。珍しく沙夜が熱い。おれに対する落胆の仕方が尋常ない。



「ショパンいいよ。聴きなって」


「眠くなる」


「はぁ……」


「ところでさ、さっき楽譜無しで弾いてた辺り暗記してるんだろ? ほかにそういうのないの?」


「へ? ほか?」



沙夜の、ショパンへの熱意は十分に伝わった。


とりあえず論点を反らしたかったんだ。いろいろ言われても頭が沸くだけだし。



「ほかは……ビミョー」


「ここならできる、みたいなのは?」


「あー、それなら少しはあるけど。たとえば……ベートーベンの運命とか」


「だだだだーん……みたいなやつ?」


「ヘタクソ」


「うるせぇ」



どうやら、それらしいな。


しかし失敬だな。おれの中ではそれなりにできてたつもりなのに。



「しっかり聴いててよ?」



ムッとしたおれを見た沙夜は、いま一度鍵盤に指を置いてそう言うと、それを奏で始めた。


彼女かピアノで奏でるそれと、おれの知っているそれはだいぶ違っていた。


なんと言うか、普段聴くこの曲はオーケストラで奏でられるそれだから……こう、心臓にズンって来る感じなんだけど。


繊細な音を持つピアノだと、迫力に欠けるがからだに負担が少なく、落ち着ける気がする。


有名な一節を弾き終えると、沙夜はピアノから手を離した。



「ここまでしか覚えてないの」


「でも、覚えているだけすげーな」


「ありがと」



照れ笑いする沙夜は、そのピアノの音のように繊細で、可憐だった。



「あ、そうだ。ねえ麻昼、これ持って?」


「……カメラ?」



ふと表情を戻した沙夜から急に渡されたのは、カメラだった。しかも一眼レフ。



「なんで?」


「それお父さんのなんだけどね。借りてきちゃった」


「それ、何て言うか知ってるか?」


「へ?」


「……“パクる”って、言うんだぞ?」


「……」


「……」


「か、借りたんだよっ」


「どうやって?」


「え? それは……朝に、お父さんがお仕事に行って、わたしが学校に行くまでのわずかな時間に、部屋にお邪魔して、借りまーすって言って……」



そうか。そこまで詳細に説明するのかおまえは。……バカだろ。



「ふむ。親父さんがいなくなってから部屋に不法侵入して、こっそりこれをパクってきたと」


「そ、そんなんじゃないよっ」


「ところで、どうしてカメラなんか?」


「自分で話大きくしたのにそういう切り返し!?」


「いや、いまのが事実なんだって」


「うぐ……」


「それで、どうして?」


「な、なんというか……ほ、ほら、わたしたち、写真を一緒に撮ったこと無いじゃん。せっかく友達なんだし、撮ってみたいなぁ……なんて」



沙夜が、少し慌てながらそう答えた。


その意図はよくわからないが、彼女がそうしたいと願うなら、おれが無下に断るわけにはいかないかな。



「ふーん」


「だ、だめ?」


「だめ」


「う…………や、やっぱ、そうだよね。変だったよね……」



ふと、なんだかからかいたくなりカマをかけてみたが、まさかの落ち込みようだった。



「っていうのは嘘で」


「……へ?」



切り返すと、沙夜は目をパチクリさせた。これだから、こいつはからかいたくなるんだよな。



「おまえがそうしたいんなら、構わねぇよ」


「ふぇ……?」



沙夜のまばたきの回数が増えた。


こいつ、状況理解ができてないのか?



「だから。写真、撮るぞ」


「い、いいの?」


「いいよ」



おれはセルフタイマーをセットし、手頃な机の上にそれを置き、沙夜のそばに割り込んだ。



「ま、麻昼……ち、近い……」


「近くなきゃ写真に入らねーだろ」


「う、うん……」


「ほら、笑顔笑顔! ビミョーな顔で写りたくねーだろ?」


「……あ、ありがと。……ほんとにありがと、麻昼」



沙夜がそう言ってはにかんだ瞬間、シャッター音が鳴った。


ところで、後半にボソッとなにか言っていたようだが聞いてなかった。



「なんか言ったか?」


「え? なにが?」


「ありがとって言ったあと、なんか言わなかったか?」


「! い、言ってないよっ。うん、何にも言ってない」


「ほんとか?」


「うん、ほんとに!」


「そっか」



まあ、本人がそれだけ言うのだから、気にしなくてもいいのかな。



「……そうだ」



カメラを手に取り、ふとあることを思った。



「なあ沙夜、おれが来るときに弾いてたやつ、もう一回弾いてくれないか?」


「え、どうして?」


「最初から聴いてみたくて」


「あんまり変わり映えしないよ?」


「それでもいいって」


「んー……わかった。じゃあ、弾くね?」



頷くと、彼女はいったん意識を集中させてからピアノを奏で始めた。


そこでおれは半歩下がり、気付かれないようにカメラを構えた。


曲がだいぶ盛り上がってくると、沙夜の表情はとても明るく、良い表情になっていた。


おれはそのチャンスを逃さず、シャッターを切った。



「……? って!」


「あ、バレた」



とか言いつつもう一度パシャリと。



「ちょ、え、ま、まひ、まひゅりゅ!」


「とりあえず落ち着け、おれはまひゅりゅじゃない、麻昼だ」



でもシャッターを切るのはやめないよ。沙夜の焦った表情が面白く、ついつい激写してしまう。



「や、やめて、恥ずかしいんだから!」


「そう言われると余計に撮りたくなる」


「麻昼ぅっ」


「おいおい演奏途中だろ、集中集中!」


「混乱させてる張本人が言うなぁっ!」



演奏の途中だというのに、沙夜はおれの持っているカメラを強奪しようとしてくる。



「このっ、このっ」


「取れるもんなら取ってみろー」


「もーっ」



襲い掛かる沙夜の両手をひょいひょいと避け続ける。


おれと沙夜の身長差はそんなにないが、運動神経ではおれが上だ。とはいえ、男としての負けず嫌いが意地を張ってるのが一番なんだがな。



「返して! こらあ! 麻昼に渡したのが間違いだった!」


「そのことにいまさら気付くとはな」


「むっかー! このっ……へ、わ、わわっ!?」


「おっ……と、うお、おお!?」



あれよこれよとやっているとき、おれと沙夜の足がぶつかり合い、拍子に体勢が崩れた。



「きゃあッ!?」


「おわっ!?」



そうして……転んでしまった。お互いに。



「いってぇ……」


「いったぁーい……」



なんだ、このデジャブ?


似たようなことを、昔やった気がする。



「……え?」


「へ?」



なんて呑気なこと考えていたが……非常事態が起きていた。


おれと沙夜の互いの顔の距離が、異様に近い。



「っ!」


「……」



少し見つめあっていたが、沙夜が顔を一気に離した。しかし、彼女のその行動は現状のとんでもなさを知らしめてしまった。


ーーおれの腰の辺りに、沙夜の下半身が乗っている。



「……えっ?」


「え……?」



正真正銘だ。端から見たら……おれが沙夜に襲われているようだ。


完全に……やってる。



「っ……」



一瞬なんだ。そう一瞬考えただけなのに、おれは過剰に反応していた。


下腹部に突っ張りを感じる。



「……まひ、る」


「!」



そんな状態だと言うのに、あろうことか沙夜はーー自分の何かが外れてしまったのか、おれの名を呼び、顔もからだも密着させてきた。


彼女の柔らかなからだの感触が、制服越しにおれを蝕んでくる。



「……あのね」



そうして、息の混ざった艶やかな声で話を切り出してきた。



「わたし、さ」


「……沙夜」


「ずっと言いたかったんだ、麻昼に、この事を」


「……沙夜」


「ずっと、ずっと、わたし、麻昼が……」


「沙夜、やめろ!」


「!」



気が付くと、彼女を咎めていた。


……そうだ。おれたちは、おれたちは……。



「……」



しばらく、沈黙が辺りを支配していたが、それは沙夜がゆっくりとからだを起こすことで破られた。


そして彼女は、おれの上から離れた。



「……ごめん。わたし……どうかしてた」


「沙夜……」



拘束から解除されたおれはからだを起こし、表情に翳りを落とす沙夜を見つめた。



「カメラ、大丈夫?」


「ん、あぁ。この通りだ」



しかし沙夜が顔を起こしたとき、すでに彼女は笑顔だった。


おれは、そんな彼女を気にしつつも、とりあえず訊かれたことに答えた。



「返して?」


「あぁ、いいけど」



とはいえ、先程まで取り合いをしていた現物だ。どこか、渡すことに憂いた。



「ふふ、大丈夫。もう諦めたから、データは消さないよ」



だが沙夜はそう笑顔で言うと、おれの手にあったカメラをそっと取った。



「一緒に撮ってくれて、ありがとね」


「お、おう」



それにしても、いまでも気が動転しそうだ。


さっきの沙夜はどこか異常で……しかし、どこか切なかった。



「もうこんな時間だね、帰らないと」



彼女がふと、そう言う。つられて時計を見上げると、もうすぐ17時だった。


当然互いに帰宅部のおれたちには、十分な時間だった。



「帰ろ?」


「お、おぉ、そうだな」



すでに下腹部の力みはほどけていた。


彼女の行為に引っ掛かる点はいくつもあるが、追求しても仕方がない。


おれは、立ち上がって頷いたーー。



ーーーーーー


ーーーー


ーー

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