第6話 平穏な日々
翌日。学校内でも大きな部活である新聞部により毎日発行される新聞に、俺達の部活が載っていた。
それを見て喜んでいたのはもちろん桜井だが。
「これで相談者が増えるといいわね!」
「はぁ…」
「どうかしたの?」
「いや…」
何でこいつはこうしてられるのか。俺は生きている15年間近くは目立たないようにしていたのに…
それはクラスでの事だった。
~~~~
「なぁ、お前桜井さんとなんで一緒にいるんだ?」
「なんでって…部活一緒だからな」
「だって殆どの奴やめたじゃん。お前もやめれば?」
「まあそうかもな」
「決心薄いな…んで、やっぱ可愛いよな桜井さん。」
「そうか?すげー面倒だぞ?」
「何言ってんだよ、あれは学年トップレベルだぞ?」
「へぇーじゃあお前部活はいれば?」
「いやだよ、眺めてるだけで最高だけどな。」
~~
そんなことがあったんだよなぁ…
「?どうしたの?」
「え?いやなんでもないけど」
「ふーん。」
~~
一週間後。
「なんか最近何もないわね。何かないかしら?」
「ないほうがいいだろ、それだけ平和だってことだし。」
「あれ?楓ちゃんは?」
「え?いや教室にはいた筈だけど…」
「じゃあ帰っちゃったの?ふーん…」
「…どうした?」
「いや、楓ちゃんっていっつも無口じゃない?いじめかなんかの標的にされてなければいいんだけど…」
「まさか、それはないだろ。」
いじめる以前に近寄りがたいオーラを放ってるしな。
それは思い違いだ。でも一応確認しとくか…
「ま、いいわ。今日はこれで終わりね。」
~~~~
「ふふふ、次のターゲットは誰にする?」
「決まってるわ。東堂楓。無口で根暗だし友達もいなさそうだからいじめがいがあるわ。」
「じゃあ、明日から決行ね。」




