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殺し屋  作者: いるか
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プロローグ

中学生の書いた小説になり切れていない小説かもしれませんが、

漫画やラノべを読むような感覚で読んで頂けると嬉しいです。

ハードボイルドな感じの物にしていこうとおもいます。

よんだら絶対、感想お願いします!

「・・・本気か?」

デスクの椅子に深く腰掛ける40半ばの男が問う。

「ああ」

ガチャ!

男の横に立つ、二人の男がシェイドにサブマシンガンのUZIを向ける。

「世話になったぜ」

そう言うと、振り返り、ドアを蹴破り走り出した。

ダダダッダッダダ

後ろで機関銃を撃つ音がする。

シェイドはひたすらビルの下へと走る。

ここは確か4階だったな・・・

そう思い、エスカレータの前にさっきの男たちとは違う、三人の男がM9(拳銃)を向けた。

一瞬の隙も与えず、一人目の拳銃を蹴り飛ばす。そして、殴りかかって来た二人目に肘打ちを食らわせ、

三人目のパンチを左手で止め、顔面へ一発。ひるんでいた一人目が再び動きだし、殴ろうとしてきたところを腹へ一発入れた。手榴弾のピンを抜き、うずくまっている男たちの所に投げ捨てると、エレベータを走って下りはじめた。

エスカレータの下にも黒服の男達がいた。シェイドはジャケットのうちポケットからSOCOM(45口径のピストル)を取り出しセーフティーをはずし、スライドを引いた。

ドン!

背後で手榴弾が爆発する音がなり、うずくまっていた三人とシェイドを追って来た機関銃の二人が吹っ飛ぶ。

エスカレータは止まり、シェイドはひたすら走る。

下にも三人いるな・・・

三人が拳銃を向けようとした時、シェイドの銃が一人の頭を貫く。

真っ赤な血が、地に付着する前に、二人目の胸からも血が飛び散る。

三人目は二発撃つが、焦りと動揺で弾がそれ、シェイドに撃たれる。

このまま、彼はエスカレータで1階まで走り抜け出口へと走る。

1階の男達は、上での出来事が何だったのか理解出来ない。

自動ドアが開き彼は外に出た。

シェイドは自分のバイクにまたがりキーを入れ、エンジンを始動させる。

カワサキの名車、ZⅡだ。

ブォン、ブォン!

ギアをローのまま数回空ぶかしするとギアを入れて走り出す。

この時間なら車も少ないな・・・

ひたすら真っ直ぐ走る。信号が赤であろうと、横から向かって来る車を巧みに交わしパスしていく。

高速に乗っても、どんどん加速し続ける。

メーターが190kmに達した。

それでも加速を続ける。


ひたすら1時間ほど走った。エンジンも怪しくなって来たので一度パーキングに降りた。

タバコを咥え火をつけると、友人のエレンに電話をかけた。

「今から行ってもいいか?」

「ああ。何の用だ?」

「俺は組織を抜けた。」

「なんだと!?」

ブチッ!

ツーツーツー

シェイドは電話を切った。

「クソ!勝手な野郎だぜ!」

エレンはそう言って電話を投げ捨てた。


1時間後、エレンの家にZⅡのエキゾーストが響いた。

ガチャ

シェイドがドアを開けると中から

「インターホンくらい鳴らせよ!」

とエレンの怒鳴り声が聞こえた。

シェイドは

「相変わらず昔のままだな、お前さんは」

と笑いながら玄関を上がりリビングへ入ってきた。

「まあいい。座んな」

エレンはテーブルの椅子に座っていた。

シェイドが腰掛けると

「全く、お前はいつも急だな。で?なんで今度は組織を抜けたんだ?

これで3つ目だろ?」

と尋ねた。

「そもそも、集団行動とやらが俺には合わなかったらしい。

お前もどうせ似たような理由で軍を辞めたんだろ?」

と答える。


「まぁ、そうだな。だが、これからお前さんはどうする気だ?」

再び問う。

「殺し屋をやろうと思う。」

シェイドがそう答えると、

「実家に戻る気か?」

エレンは、グラスに酒を注ぎながら尋ねる。

「いや。俺たち二人でやらないか?」

シェイドが問い返した。


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