表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: みくた

 仕事中、目にゴミが入ったので除去しようと鏡のあるトイレへ向かった。

 トイレに近づくと入口ドアのすりガラス越しに、ぼんやりと佇む人影のようなものが見える。

 誰かいるのか・・・?

 そう思いながらドアを開けると中には誰もおらず、人影に見えたものは人に見えなくもないただの物影だった。

 よくある見間違いだ。

 私は別段気にもとめず、壁に取り付けられた洗面台の前に立ち鏡を見る。

 いや、やはり居た・・・。

 鏡の中のそいつは私の後ろに立っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 単なる見間違いだと思って安心した分、やはり見間違いではなかったと確認出来た時の衝撃は一層に大きいでしょうね。 鏡の中のそいつが、視点人物にとって無害な存在だと良いですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ