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小説の神と話した。

作者: ヒロモト

寝ようとしたら小説の神が現れた。


10歳前後の少女だった。


アルファベットの「Y」みたいな水着を着ていた。


乳首とスジだけ隠れるほとんど裸のような格好だ。


幼児は架空の友達をつくりだし、一緒に遊ぶという話を思い出した。


……その類いだろうか。


神は目の前にいるが神にちかって私は変な薬なんてやっていない。


夢ではない。


からだは普通に動かせる。



そうなると彼女は私の脳がつくりだした友達ということになるのか?


私の理想の友達はロリータなのか?


そう考えている間もロリータは話しかけてくるが私はしばらく無視をした。


「小説の神といっても祀られているだけで特別な力があるわけではないのだよ」


なるほど。


ここから小説の神に認められた私のサクセスストーリーが始まるわけではないようだ。


なにしにきてん。


「時々こうして物書きの枕元にあらわれるのだ」


ほほう?


「平成生まれだ」


うさんくせぇ。


平成生まれの神様て。


彼女とは心で会話することができた。


一応神様だ。


色々相談した。


こんなストーリーどう?


こうしたほうがいい?


つーか俺ってどう?


神は髪の色をピンクや白や青に変えながら適当に相づちをうつだけだった。


「神は神ってだけでお賽銭貰おうが祈られようがなにもできないもんはできない。できるのはたまにこうして人前に姿をみせることだけなのだよ」


神頼みをするのは勝手だが自分の力で何とかするしかないということか。


まあ、そんなもんだろうなと思った。


左脳がピリピリと痙攣し、私は不快感を覚え深呼吸をした。

神にはそろそろ帰ってほしかった。


最後に今日小説の神にあったことを書いてもいいかと訊いたら快くオッケーしてくれた。


「でもなにも起きないし、なにも変わらないよ。それはわかるだろう?」


わかる。


小説の神に会うという奇跡が起きたというのに俺は明日もなにも変わらずただ生きていくだけだろう。


「書きたければ書け。書けるうちに書けるだけ」


ちょっとだけ良いこといった風な感じで神は消えた。


私はトイレにいってお茶を飲んでスマホをちょっと見て寝た。


昨日の夜の話だ。


予想通り今日はなにも変わらない今日だった。


小説の神が次に人前に現れるのは100年後か1000年後といった気がしたが嘘だ。


私は朝方ロリータの気配を感じていた。


多分まだどっかにいる。




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