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ゾンビ島  作者: tomita
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今日は朝から雨が降っていた。

「何でこんな日に雨が降るんだろうな?」

「今日は中止になったな。」

雨はずっと降っていてやむ気配も感じなかった。

「あ~~早くやまないかなー!!」

何も怒鳴る事はないだろ。

どうでもいいことなんだけど。

そういや・・・・・

「なあ学校はどうなったんだろな。」

「いってみる?」

「だけどこの雨だぜ?」

そのとうりだ。この雨の中を学校まで行くのは不可能ではないが難しいだろう。

「じゃあ明日行くか」

「そうだな」

今日が中止になったことはショックではないやつがほとんどだったと思う。僕でさえ安心してるんだから。

もし今日が中止にならなかったら皆体がもたなかったと思う。

感染者が増え初めてすでに2週間は経っている。

さすがに皆疲れていると思うから丁度いいと思う・・・僕はそう思うけどそうじゃない奴らもいるようだ。

「あ~あ、退屈だな~雨さえやんでくれればまた奴らと遊べるのにな~」

「そうだよな~」

まったくこいつらはどんな神経しとるんだ・・・。

「お前ら馬鹿なのか!?あんな奴らと毎日戦闘を続けてたら体がもたねーだろ!」

それを言ったのは学年にいる不良でもあり、番長でもある、阪ずきだ。

何だよお前たまにはいいこと言うじゃねーか。

皆しばらく黙ったあと他の話題で盛り上がっていた。

だが、皆はすぐ黙ることになった。なぜなら、見張り役のやつが

「皆ーー!感染者どもが押し寄せてきたぞー!戦闘準備しろー!」

なんてさけんだからだ。皆は急いで準備を始める。そして今日は中止になるはずだった、戦闘が始まる。

「皆殺しだーーーー!!」

いっきに発砲音が響く。誰もしゃべる奴はいなかった。

1,2時間後やっと終わった。皆疲れ切って、中に戻っていた。

「やっと終わった~」

「疲れた~」

「もういやだ~」

お前ら気変わり早いな。なんかむかつく。

いつもの様に台所からはいいにおいがする。

「おっと、今日のメニューはラーメンだな?」

どういう鼻してんのさ?お前は。ここから台所はだいぶ離れてるぞ。

そういや、先生達もどうなったのだろう。

生きているのだろうか。教頭先生太っているから特に心配だ。

ふとそんなこと考えてしまっていた。

やだな、どうでもいいことじゃないか。

「どうした?」

「ん?あぁいや、別に。」

「どうせお前も疲れてるんだろ?」

「まあな。」

実際そのとうりだった。

今日はゆっくり眠れそうだった。

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