作戦二日目
私は赤司っていうの。皆私のことをオネエって呼ぶけど、オネエじゃなくて、ただたんに、女子力が高いだけよ?
まぁ今日は、あの中丸さんをストーカーして、中丸さんが、隠してる、秘密ってのを、調べていくわけよ。すでに、二人行ってるんだけど、謎の鉄の扉のことしか分かってないのよね。
・・・中丸さん、いないわね・・・どこにいったのかしら?もしかして・・・あいつが言ってた鉄の扉んところかしら?えーと・・・どこだっけ?
中略ー(この間約2時間ぐらい捜してた。)
「やっとあったわ」
目の前には少し古びた鉄のドアがある。
見た感じではかなり前からあるようね。触るのも嫌になるわ。
扉は軽く押してもびくともしない。もっと強く押さないといけないようね。
「ふんっ」
あれ?あかないわね・・・・・。
「そこで何をしてる?」
!!
ま、まさか、中丸さん!?
おそるおそる振り返ってみるとそこにはフードを深くかぶった男の子だった。見るからに同じぐらいの年齢だろう。
「あら?あなた誰?」
「先にこっちの質問に答えろよ。そこで何をしている?」
「べ、別に何でもいわよ!」
「そうか。ならどいてくれないか?」
「あ、あぁ・・・」
その少年は鉄の扉を開けて中に入った。
引くドアだったのね・・・。
それにしてもまったく・・・生意気な奴ね・・・。まぁ今日はこんな感じでいいかしら。
もう眠いわ。まぁ外はまだ明るいけどね。
赤司は寝てしまったな。
まったく・・・最後までやれよ・・・・・。
・・・・謎の扉、見知らぬ少年・・・・あの扉の向こうに何があるのか。
まずはそこから行って見るか・・。
おっと、ちなみに僕は赤司の弟だから。(でもオネエじゃないよ)
名前を言わないのは名前がないから。名がないのはただたんに作者が考えてないだけなんだよね。
まぁこれから考えるらしいから気長に待つとしよう。
おっと(二度目)着いたようだね。確かにかなり古そうだな。
キィ・・・・
案外簡単に開いたな。赤司・・・こんなのに苦戦してたのかよ・・・
中は少し長めの廊下があってその先にさらにドアがあった。
奥に進んでもう一つのドアを開ける。
「あ?」
「え・・・」
「ちっ」
「お前・・・・!」