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3寝
辰五郎はどうやって寝るのか。
辰五郎「どこで、寝ようかなあ」
辰五郎は悩んでいたどこで寝るのか。
駅は人が怖くて行きたくない。
山は熊が出る。
橋の下は川が氾濫したとき大変だ。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
ふと名案が浮かんだ。
人があまり来ない公園のトイレに鍵をかけてそこで寝ればいいんだ。
辰五郎はうれしくて、笑顔になった。
よかった。
辰五郎の世界はこれでガラリと変わるに違いない。
安全の確保も保証されている、鍵があるから。
これで、寝る問題は解決です。
次回、辰五郎の食料はどうやって確保する。お楽しみに。
一つ一つ問題をクリアしている、辰五郎を見習いたいものです。