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ある不幸少年の日常

 「むむ・・・。」

 天神は悩んでいた。髪は短めでツンツン。妙に力のある目。どこにでもいそうな高校一年生だ。

 (「・・・さすがに32回も車に轢かれりゃ当たり屋だと思われるよな。」)

 彼はとても不幸である。しかし、彼はポジティブなのでいちいちめげたりはしない。

 (「ちくしょう。トヨタめ、轢かれる身にもなってみろ。柔らかくなんないのか?。日産の時はもっと当たり心地が良かったんだけどな・・・。」)

 彼は車の当たり方を心得ていた。そのため毎回大事には至らない。

 ここは日本学園付属東北部福島校のとある病院。「学校の病院」というのも聞きなれないが、日本の学校は一つの都市のようなもので、大きな「学校」の中に病院やコンビニ、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、大学、などがある。

 現代の「学習」とは神の力を学ぶことである。

 今から30年前、世界に神が現れてから人類は変わった。神の放った一言で。

 「僕は神だ。人間に僕の力を与えるよ。神も人手不足なんでね。」

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