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エデンハイド物語   作者: Franz Liszt
プロローグ
5/51

間奏『願いと想いの果て』

 かくしておよそ千年前。

 極寒なる冬の終わりに――剣痕を持つ者(ソードクレイター)と主神オディウスが、世界エデンハイドから消えた。


 そして現在。

 かつて聖女であったマリアは存在そのものが歴史の中で変化し、『女神:マリア・ステラ』として人々から信仰の対象となっていた。幾度冬が廻っても、彼が護り抜いた世界が平和であることを祈り、彼女が詩を遺したから。

 だから今の聖女は、こう呼ばれている。

 詩を遺した偉大なる女神の御遣いであるという意味と限りない賛美を込めて――。


 マリア・ステラと。

 そう、呼ばれている。


 聖女が聖女(マリア・ステラ)と呼ばれるようになった現代。

 一人の少年が旅立つところから、宿命の物語はその重い幕を開けることとなる。

 即ちこれこそ、捻くれ歪んだ世界で繰り広げられる運命であり、二人の少年少女が足掻きながらも追い求め、描かずにはいられなかった、『願いと想い』の最果てだ。

 

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