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⑹『生命と躍動』
⑹『生命と躍動』
㈠
精神世界では、良くあることなのかもしれない。分からない。しかし、曇天によって、精神の闇がやって来る時なども、往々にして、その適切な適度というものは、まさに、海を越えて、確かな場所へと移動し移行するのである。
㈡
であるからして、生命と躍動は、事細かく処理され、意識の転移を見るのであるが、かといってそれがすべてだ、という訳でもなく、自然なる自然の中から、最も抽出された適切な言語だけが、その意味の本領を発揮するのである。
㈢
絶え間ない努力よ、成就せよ、という言葉は、神によって断罪され、行く果てのない我々の脳髄は、所狭しと、場所を移動し、我々の行き着くところに、光を授けてくれるだろうから、まさに、生命と躍動、ということなのだ。