第1章 青春コンプレックス
青春コンプレックスとは何か?
簡単に言えば、学生時代に恋人がいなかった人のコンプレックスの事である。それが、とても辛く、大人になっても引きずっており、劣等感で日々苦しんでいるらしい。
つまり、モテない学生時代を送ってきた男たちが多くいるって事だ。大体の男子は中学時代に初恋をする。だが、モテない男は可愛い子と交際することなく、未練を持ちながら中学校を卒業していく。
一方の中学時代に可愛い子は、スクールカーストでトップに立つ男と付き合って、処女を捨てる事が多い。学生時代のトップの男子っていうのは、サッカー部のイケメンや、野球部の面白い奴とかそういう人間だ。
その後、可愛い子は色々な男と付き合って、沢山の快楽を経験していく。その間にモテない男は努力をして、良い大学を出て安定した仕事を持つようになる。そうなると、可愛い子もモテない男を視野に入れてくる。
しかし、可愛い子はモテない男を男として見るのではなく、人生のパートナーとして視野に入れてくるのだ。それは世間体とか、結婚して子供が欲しいとか、安定した生活を得るとかの目的だ。
そう、心から好きという気持ちがなくても、経済力や世間体を重視して、結婚できるのが大人の女というものである。そう、現実主義なのだ。
しかし、逆に男はロマンチストである。青春アニメのように、学生時代から付き合って、27歳位で結婚するのがベストだと持っている奴が多い。まあ、現実は難しいのだが……。だから、現実の結婚は妥協でするパターンが多いみたいだ。
おそらく、お互いが30歳近くになり、独身よりは寂しくない妥協結婚を選ぶ方がマシだと考えるのだろう。いわゆる、利害の一致である。まあ、真実の愛ってよりも、世間体や子供が目的で結婚する人間っていうのは意外にいるものだ。
しかし、その分、離婚も多すぎるくらいだ……。一説によると、現代の日本では3組に1組が離婚する割合らしい。心から好きじゃない結婚だから当然である。何が言いたいのかと言うと、モテない男はイケメンに散々遊ばれた女と結婚をするのだ。
いわゆる残り物を生涯かけて、養っていかなければならない。これについて、秋葉原のオタクなどは不満を持っているみたいだ。いわゆる処女房である。結婚する相手は、処女じゃないと嫌だと言うタイプだ。
普通の男ならバカらしいと思うが、意外にも、この処女コンプレックスを持つ男は多いらしい。そう、学生時代に威張っていた奴のおさがりと感じるのが嫌なのだ。やっぱり、学生時代にモテなかった人生を後悔する男は多いみたいだ。まあ、大抵の男は折り合いをつけていくのだが……。
でも、男ならやっぱり青春時代にモテたい人生を送りたいはずだ。
例えば、中学生時代にクラスで1番可愛い子と付き合って、青春映画みたいな恋愛をしたいはずだ。体育祭、文化祭、修学旅行などのイベントで、素晴らしい思い出を作って、高校受験前に童貞を捨てるような人生を送りたいと思うはずだ。
これは男の本能だと思う。男は動物であり、自分のコピーである子供を作っていくことで安心感を得る。その妊娠に適した女の時期は10代であり、およそ30万個の卵子があるのだ。つまり、一番子供を作るのに適しているのが10代である。
一説には中学生の時期が妊娠に一番適しているという説まである位だ。しかし、この年代を性の対象にするのは世間では、ロリコンと呼ばれて犯罪者とされる。だから、この時期にセックスを出来るのは、学生同士しか認められないのが現実だ。
大人になってモテても、二度と中学生とはセックスは出来ないのだ。だって、大人が中学生とセックスをしたら逮捕されてしまうのだ
そう、どんな人間も時間だけは買えないのは残酷なものだ。でも、なんとか死ぬ前に抱いてみたいと考える男は多い。なんとか青春を取り戻したいのだろう。これが現代で言う青春コンプレックスってやつかもしれない。