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大ニュースー21
試合は勝てた。
だが、身体中痛い。とはいえ、特別服を着ていたため、なんとか怪我はある程度防げたが、擦りむいたりしている。クラスメイト全員が集まってくる。
だが最初に来たのは、リリーだった。
「大丈夫?すぐに治療するわね」
と言うと、リリーは魔法を起動させ、僕の傷だらけの足を治していく。
「無茶なことをするからこうなるんだよ」
「勝ちたかっただけだよ」
「そうは言ってもね…」
どんどん、人が集まってくる。僕はいつものスタイルで話していいものか、少し怖くなり、治療をしてくれている途中のリリーに、耳打ちで、
「いつもの喋り方とかしても、大丈夫なの?いっぱい人いるけど」
「もちろん。いいわよ」
「よかった」
そこにエリサ先生がやってきて
「コウキ君。大丈夫?」
「大丈夫ですよ、治療もしてもらっとるし」
「でも、怪我はしないようにって言ったでしょ」
「ごめんなさい」
「分かってくれたならいいよ」
「コウキ君治ったわよ」
「ありがとう」




