大ニュースー12
ボールを出したり、ハンドボールのゴールサイズの簡易的なゴールや、サッカーのゴールサイズのものを出し、それぞれにミニゲーム用の線を引くなどの用意は済んだ。
「用意は済んだわね~。じゃぁ、ウォーミングアップしよう。まぁ、この周りのトラックを列を作って、それを保ちつつ行くわよ」
というと、野次で、
「どうせ、先生はここで見てるだけでしょ」
「そんなことないわ。今日は、私も一緒に行くわよ~」
「罰走?」
この言葉でまたみんな笑う。
「違うわよ。さぁ並んで」
みんな仕方ないので、並び、
「じゃあ、みんなスプリンターは使うけど、超低速で行くわよ。せ~の」
「いち。にー。さん。よん。いちにーさんしー…」
と先生が声を出しているが、誰も出さない。まぁ、出し方がわかりにくいのもあるだろうが…そんな事を思っていると、誰がが声を出し始めた。おそらく、この声はアデスだろう。どんどん大きくなっていき。最後は、僕を含む全員が声を出し、一周回った。団体スポーツで必要な連帯感を出すには、とてもいいと思った。
「じゃぁ、さっそくパスの練習からするわよ。ペアを作って縦に広がって~」
「コウキ君、大丈夫?わかる?」
「はい、一昨日、教えてもらいましたし、よく似たスポーツが元の世界にもあったんで」
「なら、よかった~。ごめんけどコウキ君。最初の一瞬でいいから先生のペアになって25人しかいないから絶対に1人余っちゃうからさ」
「はーい」
という事で最初は、先生とペアになった。




