大ニュースー5
「僕は、しばらくどうすればいいの?」
「まずは、しばらくこのまま何もせず様子を見ましょう」
「記者と出会ったら?」
「無言で逃げるか、無視して気にせずにいることが大切よ。まぁコウキ君は、マジックリングがあるから、その点は大丈夫だから良かったわ」
「本当に、マジックリングが使えて良かった」
「同級生に聞かれたら答える?」
「そこは任せるわ。そこからメディアとかに流れて、あとは吉と出るか凶と出るか…」
「リリーとか聞かれたらどうする?」
「私は、ほとんど言わないわ」
「良かった。ありがとう」
「全然いいのよ。でもコウキ君も電気の詳細な事とかはまだ言っちゃダメよ」
「なんで?」
「ん~。だって、まだこの国で実用化する方法の研究が行われるし、それについて実用化に向けた用意をするからかな。それに、他の国が、兵器に使用するかもしれないじゃない?」
よくあるパターンだ。研究結果が出たらまず発表し、そこから実用化に向け、詳しい研究をする。
兵器化も、携帯電話の元は軍の無線機であることや、ロケットも元は戦争の為に作られたように、皮肉なことで軍の開発力はすごいため、兵器転用されない為にはいいかもしれない。
「わかった。じゃぁ話すのは、昨日話したところまでにしとくよ」
「うん…そろそろ用意して行かないと遅刻するわよ」
「ほんとだ。じゃぁ行ってきま~す」
「あっそうだ。今日の放課後も練習できる?」
「こっちこそお願い~」
「は~い、任せて~じゃぁ行ってらっしゃい」
「行ってきま~す」
と言って、マジックリングで部屋へと戻った。




