晩餐会ー5
「先程は、言うのを忘れていたが、コウキ殿は、マジックリングを使うことができ、先程、科学院へ行った際に余も使わせてもらった」
そう言うと、場内がざわつく。
「我が国で使える者は、我が孫娘リリーのみであったが、これでめでたく。2人になった。」
そう言うと、場内から拍手が湧いた。
その後は、話が変わり、国際的な話をして王様の話が終わった。
大使が、帰り際に、
「さすが、コウキ殿。やはり、すごい方ですね。是非、今度大使館に来て下さい」
と言って大使は王様と一緒に退場した。
僕とリリーは、この後、大勢の国の重臣、重役たちに捕まって、ずっと話をさせられる事になった。最後には、新聞記者までもおり、ずーっと何時間も話をする事になるのだった。
結局、帰れたのは、12時を大きく回っていた。晩餐会のフルコースでお腹いっぱいになったとはいえ、さすがに、小腹が空いてきた。
そんな事を思っていると、リリーが、「小腹が、空いていない?夜食を作ろうと思うのだけど」
「空いたけど、リリーは大丈夫?疲れてない?」
「大丈夫よ。慣れてるって言ったでしょ」
「じゃあ、お願いします」
「任せて」
と言う事で、少し悪い気がした。リリーに夜食を作ってもらう事になった。




