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世紀の大発見ー37
カウンターでは、一着ずつ確認をして、計5着を買うということになっていたが、店員が、
「爵位を授与されるということなので、こちらの一枚を無料で差し上げます」
という。少し悪い気がしたが、
「ありがとうございます。本当にいいんですか?」
というと、
「もちろんでございます。本来であれば、全品無料で差し上げるべきなのですが、さすがに…」
「すいません」
「いえいえ。とんでもございません。では、お会計が合計で382万ジェムになります」
それを聞いて、僕は驚いたが、リリーはすぐに、バックの中から紙の束を出す。
そこには、小切手と書かれていた。
さすがリリーだ。レベルが違う。
そこに、リリーは金額と名前を書いていく。
「じゃぁこれでお願いします」
「はい。ありがとうございました。無料の仕立て直しなどのアフターサービスもございます。今後も当店をご利用ください」
と言われ、僕とリリーは店を出る。
「じゃぁ、着替えたりしないといけないから、一旦、学院に戻ろっか」
ということで、僕とリリーは学院に戻った。




