世紀の大発見ー32
「コウキくん、なにか欲しいものある?」
「ん~正装は今買ったけど、普段着とか、日頃着るような服が欲しいかな」
「わかったわ。じゃぁ行きましょっか」
「この街は、どのくらい人が住んでいるの?」
「えっと百万人はいるわね」
「百万!?」
「えぇ。ここは、交通の要衝で、近くに大きな港もあるの。だから、貿易とかも、盛んで、ここはとても人が住んでいるの」
「なるほど」
「だからここには、美味しいものとか、服とかもあるし、エレファストだけじゃなくて、世界のいろんなところの特産品とか、なんでも揃っているわ」
「すごいね」
「でね…あっ、着いたわよ」
入ってみると中は、オシャレな服が店中に並んでいた。
そこには、多くの客もいる。
「どんな服がいいかなぁ~」
「リリーに任せるよ」
「えぇ~悩むなぁ」
「僕、そんなにファッションセンス無いからね」
「じゃぁ、まずは、あの辺から見て回ろっか」
という事で、店の中を見て回り、服やズボン、上着など様々な物を選んでいく。結局、両手に特大の紙袋を持つほどの買い物をしてしまった。
「お会計は、2000ジェムになります」
そう言うと、リリーが払おうとしているのに気づき、
「いやいや、自分で払うよ」
「お金持ってきてないでしょ」
「ちゃんと持ってきてるよ」
と言い、さっき自分の部屋から回収しておいたお金を出す。
そんな時、リリーが小さな声で、
「あのお金は、1枚1000ジェムだからね」
という事で、2枚コインを渡し、店を出た。




