世紀の大発見ー31
店の中にはいかにも高級そうで高そうな服が並んでいる。
「いらっしゃいませ。今日はどのような物をお探しで?」
「この者に似合う1番の服を大至急、仕立ててほしい。お金はいくらでも出すので、この店で一番いい物を。この度爵位を授与される事になったため、それにふさわしい物をすぐに。」
「本当ですか…おめでとうございます。かしこまりました。すぐに用意いたします。あと、あちらで測定をさせていただきますので、ご協力ください」
ということで、僕は、試着室のような部屋へ連れていかれ、ウエストや胸囲など、様々な測定が終わり、何種類もの服を持ってきて、どれがいいかと言ってくるが、どんなのがいいかわからないので、リリーに見てもらう。
するとリリーが、
「どれもいいから全部いただくわ」
「かしこまりました。こちらのお方のお身体にピッタリ合うように仕立てて参ります」
僕は戸惑っていたが、リリーは気にしていない。
僕は試着室のような部屋を出ると、リリーに小さな声で、
「リリー、お金は大丈夫なの?」
「もちろんよ。私を誰だと思ってるの。私はこの国の王女なのよ」
こんな会話をしていると、店員がやってきて、
「引き渡しは、本日中であれば、5時頃になりそうなのですが、よろしいでしょうか?」
「えぇ、わかったわ」
「お支払いはその時にお願いします」
という会話をして、5時になるまで街を回る事にして、僕とリリーは店を出た。




