世紀の大発見ー25
「失礼します。エリサ先生はいらっしゃいますか?」
「は~い」
委員長の言った通り、エリサ先生は教員室にいた。
授業を抜けることとその理由を説明すると、
「すごいじゃない」
「ありがとうこざいます」
「先生にも今度見せてね」
「はい」
「コウキ君。頑張ってね」
「は~い。じゃぁ失礼します」
と言って教員室を出た。
僕はこの後、一旦、昨日貰ったお金とスマホを部屋に取りに行き、リリーの部屋に戻った。
「コウキ君お帰り~。じゃぁ行こっか」
「は~い」
ということで、僕とリリーは国立科学院へと向かった。
昨日使った実験室は綺麗に片付けられ、発電装置と豆電球だけになっていた。
「こんにちは、院長」
「こんにちは、リリーさんコウキさん」
「綺麗に片付けられてますね」
「王様が来られるとなると大勢が来られるので、綺麗に片付けておいたんです」
「大勢って、どのくらい来るんですか」
「大体は、2,3百人くらいですね。でも、今日はいつもより多いかもしれないです」
「それはどうしてですか?」
「王様が、周りにいた大臣の方々にも一緒に来るようにとおっしゃられて」
「それってすごいこと何ですか?」
「すごいどころの騒ぎじゃないです」
「国の偉い人が全員来るってことだから、この部屋に入りきらないほど人が来るわよ」
「えっ、そんなに?」
「コウキさんの発見がそれほどすごいということです」
「ありがとうこざいます」
「今からこの部屋を大きくするので、皆様しっかり見られるので、コウキさんがすごいという話が国中に広がりますよ」




