世紀の大発見ー19
「コウキくんすごいね。先生感動しちゃった」
「ありがとうございます」
「コウキ。お前すごいよ。アルミスのラストスパートは誰も勝てんのに、コウキ、お前逃げ切ったもんな」
「コウキほんとうに凄かったよ。私の完敗だ」
「もう、最後、アルミスに抜かれるかと思ったよ」
「いやぁ…私も最後抜けるかなぁって最初は思ってたけど、ラストスパートをコウキが出した時に、もう負けたなって思ったよ。でも、今度は勝つからね」
「こっちこそ負けないよ」
「そういえば先生。タイムはどうだった?」
とアルミスが聞く。
「えっとね…コウキくんが10分21秒で、アルミスさんは、10分26秒。2人ともすごいよ。今のタイムなら、一年生大会の去年の優勝タイムよりもコウキくんは…7秒。アルミスさんが…11秒速いタイムよ。これなら本戦でも入賞取れるタイムよ。アデス君も去年の3位もタイムよりも1秒速いから」
「やったねコウキ。2人でこの種目、男女アベック優勝狙えるかもよ」
「でも、僕、プレッシャーに弱いからね」
「絶対に大丈夫だよ。昨日初めて魔法使ってこれだもん。絶対優勝できるもん」
「そうなるといいなぁ…」
そこに
「コウキ、お前、絶対に三校大会で一緒に競ってワン・ツーフィニッシュするで。もちろん俺が1位取るで」
「僕も負けないからね」
「あぁ…先生のクラスからワン・ツーフィニッシュ出したいから2人とも頼むわよ」
「任せといて先生」
こうして長距離走は終わった。




