世紀の大発見-9
どんどんと風速が速くなり、それに比例してプロペラの回るスピードも速くなっていく。
それとともに、豆電球が徐々に明るくなっていく。
「すごい。すごいよコウキくん。豆電球が光ってる。電気が出来たんだよ」
「コウキさん、私はこの実験に立ち会えて本当に良かった。世紀の大発見に立ち会えたのだから。本当にありがとう」
「いえいえ、ここまで喜んでくださってこっちこそ嬉しいです」
さすが、モーターも豆電球のどちらも普通サイズとは比べ物にならないほど大きいため、発電のために使う労力も大きい。しかし、その分豆電球がとても明るく綺麗に輝いていた。
「コウキさん。もう魔法は止めても大丈夫ですよ」
とモンフォールさんがいうので僕は魔法を止めた。
徐々にプロペラの回転数が減り、豆電球も消えていった。
「コウキさん本当に良いものを見えていただいてありがとうございました」
「いえいえ。本当に喜んでくださって本当にこっちが嬉しいです。」
「コウキさん、世紀の大発見をされたのですから、これは王様にも見せて差し上げましょう」
「おじいさまも、きっと喜ばれるわ」
「今日はもう少しで日も暮れるし明日の放課後にしましょう」
ということで、明日王様の前で実験を実演することになった。
「あとは、私が片付けておきますから今日は帰ってゆっくりお休みになってください」
と言ってくれ、まだ明日の魔法の練習もあるので、僕とリリーは学院へと帰った。
もちろんネコの像も帰るときに一緒に持って帰った。




