世紀の大発見ー3
まぁ出発と言っても一瞬で着くのだが、流石国立科学院というだけあって、ビルの10階建てくらいの大きさはあるだろうか。猛烈に大きい。
「ここはね、最新の魔法の技術を使って、作られたの。見た目は綺麗に見えるけど、ほんとはできて100年以上経っているんだよ」
リリーのいう通りとてもか綺麗だ。築100年というよりまだできたばかりに見える。
「さぁ、入りましょ。私について来て」
そう言うと、リリーは、少し急ぎ気味なのか早足だ。僕もそれについて行く。建物に入ってすぐのところに受付らしきものがある。そこにいる人に、リリーは
「院長はいる?ちょっと急ぎの用なんだけど」
「はい。おりますので院長室へどうぞ」
さすがお姫様だ。受付もすぐに通れる。
そして、また早足で歩いて行く。
「そんな急がなくても」
と僕が言うと
「明日の授業で魔法やるんだから、基礎くらいは教えときたいし、電気の実験も速くみてみたいから。あと、ちゃんとみた風景は覚えておいてね。マジックリングで来る時に役立つから、」
リリーは、しっかりしているが、好奇心旺盛なのかこれが普通なのかわからないが物好きなのかもしれない。でも確かに納得はできる。電気を見たことない人が電気を見ることができるかもしれないというのだ。
やっと着いた。と言っても、そこまで歩いてはいないが、マジックリングを使い過ぎて慣れたためなのかとても歩いたように感じる。
リリーがノックし
「入りま~す」
そう言って、部屋へ入る。
僕もそれに続けて入っていった。




