世紀の大発見-1
コンコンっとドアをノックし、
「失礼します。」
と言って、僕とエリサ先生は、部屋に入る。
「あっコウキ君待ってたよ〜。あっあと、エリサ先生。どうしたの?エリサ先生」
「明日から、コウキ君を魔法実践の授業に出してもいいですか?」
「もちろんよ。ちなみに明日は何をするの?」
「クラス対抗戦も近いですし、それに関係する魔法を全体的に…」
「わかったわ」
「あと、リアル一生ゲームありがとうございました」
「全然いいのよ。同じの何回もやるのも楽しいけど、たまには、ほかのした方が楽しいもんね」
「じゃぁ私はこれで失礼します」
そう言うと、エリサ先生は帰っていった。
「コウキ君、ソファーに座って、ちょっと待っててね〜」
そう言うと、ポットやコップを取りに行き、昨日のように、魔法でお湯を出し、コップに注いで僕の前へ出してくれる。
「えっと、エリサ先生でも敬語で話してるのに、タメ口でいいの?」
「もちろんよ。コウキ君はいや?」
「いやじゃないですけど…」
「じゃぁいいじゃん。それで、今日はどうだった?」
「大勢の前で自己紹介して緊張したけど、クラスの雰囲気も良くて、楽しかったです」
「それならよかった〜」
リリーは自分の事のように満遍の笑みで喜んでくれた。
「えっと、今日おじいさまと会って話をしてきたんだけど、コウキ君に王室から毎月、そんなに多くないけどお礼を出すことになったの」
そう言うとリリーは、どっさりとした袋を手渡してきた。僕は、とっさに、
「いいですよ。そんな受け取れません」
「いいえ。他の生徒は仕送りとかしてもらっているけど、それも無いし…。それにこっちの世界に呼び出して、無理やりこっちの世界の問題に付き合わせているんだから、これでも少ないくらいなんだから受け取って」
「迷惑じゃ無いですよ」
と言って、受け取ろうとしないと
「あって困るもんじゃ無いんだし、早く受けっとってよ〜」
と言われ、仕方なく受け取った。
「受け取ってくれてありがとう」
と、またしても満面の笑みになる。




