クラスメイトとの出会いー5
それから、10分ほどしてからである。僕は、普通に歩いて探検していると、遠くから足音が聞こえる。それがどんどんと大きくなっている。僕は、これは逃げないと捕まる。そう思って、マジックリングで、壁の最初に着いたところへ行き、さっきまでいた方の反対側へ高速移動の魔法で走っていると、いきなり前に誰か飛び出してきた。女子二人がほぼ同時に飛び出してきたのである。おそらく、一人が泥棒役でもう一人が警察役なのだろう。すれ違ったがタッチされていないし、この魔法を速い速度で使っていると、乗り物同様で、急には止まれない。
僕は、そのおかげで助かったが、この周辺は危険であることに変わりはない。僕は、壁沿いにどんどん走って逃げていく。
走って逃げていくうちに、いつの間にか12時40分になっていた。
あと、20分。そう思った直後、林からいきなりだれかが、飛びかかってきた。振り向いて、確認すると、委員長だ。
僕は、逃げる為に、マジックリングを走りながら起動して使うが、マジックリングが消滅する直前に、委員長も、輪に入ったらしい。逃げても逃げても追いかけてくる。その差も開けず、走り続ける。
そんな中で、ある作戦を思いついた。僕は、その作戦を実行する。まず、マジックリングを起動する。目的地は、牢前だ。起動と同時に輪に入り仲間達を大量にタッチして救出する。流石に、この作戦には、委員長も対応できてないようだ。見張りも、逃げ出した10人ほどから、2,3人しかタッチ出来なかったらしい。委員長も、諦めて逃げ出した泥棒役を捕まえることに専念することにしたらしい。




