滅茶苦茶なエピローグ
朝、鳥のさえずりが朝日の差し込む窓から聴こえてくる。そして
「おにぃ、ちゃん」
「お兄ちゃん!」
「お、お、おに、おにぃちゃん」
「ライ」
俺を呼ぶ四人の天使が。
「ぐへぇ!?」
おむもろに腹のあたりに軽いものが一気に乗せられた感覚にやむを得ず目を開ける。そこには四人の俺の妹がいた。一人は俺の女神ことリーナ。綺麗な銀髪が朝日の光に反射して輝いている。そして、二人目は本物のこの国の女神ことアリシア。女神さながらの無茶苦茶可愛い笑顔でおはようと言ってきてくれる。そして三人目はつい先程俺の妹になった。俺がずっと憎んでいた魔女のネア。しかし、いまはネアの真名を知り実質、ネアは魔女としての力を使えない。それに、まだお兄ちゃんというのが恥ずかしいのか顔を伏せてる。そして最後の四人目は俺の愛剣でもあるティルフィングことティルだ。アリシアやネアが新しく俺の妹になって嫉妬しているのか、最近はよくこうして俺の前に姿を現してくれる。そんな可愛い妹たちの頭を一人ずつ撫でていく。みんな、気持ちよさそうに目を細める。それぞれがそれぞれの反応をしてくれてとても可愛かった。リーナは
「んぅ〜♪」
というものように喜んでくれた。そしてアリシアは
「えへへ〜♪」
と、無邪気に笑って俺の手を握って離そうとしなかった。次にネアは
「あ、ぅ…」
こういうことに慣れてないのか顔が真っ赤になっていた。憎んでいた相手とはいえその美貌は本物だ。可愛くないわけがない。最後にティルを撫でると、最後だったのが気に食わなかったのかツンとしてた。そんなティルの頬にキスしてやると一瞬でネアよりも顔が真っ赤になった。
「んなっ!?」
と、ティルは変な声を上げてフリーズした。そんなティルだけキスしてやったのがいけなかったのかリーナとアリシアがずいっと顔を寄せてくる。ネアも顔を真っ赤にしながらもおずおずと顔を寄せてくる。どうするか困り果ててたところにドアが勢いよく開いた。
「さっさと起きんかァァ!ライ・シュバルツ!!」
グーテンが怒りの形相で部屋に入ってきたと思ったら、この状況を見て。
「朝から何いちゃついとんじゃああああ!」
ブチ切れた。こうして、俺とリーナとティル、そして、新しく俺の妹になった女神のアリシアと魔女のネアのすでに滅茶苦茶な物語が始まるのだった。
昨日ぶりだな人間共!ちがうのだよ、機能だしたやつをホントは今日出す予定だったのだよ!しかし、間違えて昨日に予約してだしてしまったのだよ!だからこんかいは短かったのだ!( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \、笑えねぇ……。とりま、そんなわけで第1章はこれにて終わりだ!次から2章にすすむぞ!そういわけで人間共!また来週の水曜にな!